商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2014/01/25 |
JAN | 9784041011836 |
- 書籍
- 文庫
欲と収納
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欲と収納
¥484
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商品レビュー
3.2
28件のお客様レビュー
9年ほど前に読んでいる。あまり印象に残ってなかったけど、本棚を整理中に目に留まり、ちょうど家の中の整理を始めてもいたので読み直してみた。 我が本棚に一番多い作家さんはたぶん、五木寛之氏。続いて吉村昭氏。その次に群さんだろう。群さんの文章が好きで読みだすとすらすらと流れるような...
9年ほど前に読んでいる。あまり印象に残ってなかったけど、本棚を整理中に目に留まり、ちょうど家の中の整理を始めてもいたので読み直してみた。 我が本棚に一番多い作家さんはたぶん、五木寛之氏。続いて吉村昭氏。その次に群さんだろう。群さんの文章が好きで読みだすとすらすらと流れるような読書になる。 群さんの小説などは大きな山もドラマ性もないけれど、エッセイも含めて単純に本を読む、文章を読むということを楽しめる。自分とはかなり相性の良い作家さんなのである。 この本で一番興味深かったのは群さんの着物に対する愛情と本への愛着。着物なんて全くわからないけれど、群さんの文章からはその魅力みたいなものがぽろぽろこぼれ出てくる。興味がないのに興味を持ってしまった。 本に対する愛情はこれまた半端ではない。本は買うものという、読書家にとって王道の精神にあらためて深く感銘したし、群さんの本の収納、処分の仕方は実に興味深かった。 私は本は買えばたまる一方なので数年前から図書館から借りて読むというスタイルに変えている。でも、収納や今後の始末に困らなくていいのなら本は買いたいと思う。読んだ本が本棚にあり、その背表紙を眺めてあれこれと感慨に耽ることも楽しい読書生活のひとつだ。 群さんの「本は買う。借りた本には愛情がもてない」ということもわかるような気がする。いや、そりゃそうだな。
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序盤はどうしようかと頭を抱え、スイッチ入るとどんどん手放し始める。片付けってそういうもので、わたしもモノが増えては手放しを繰り返しています。その波が徐々に穏やかになっていって、暮らしを整えられるといいのですが。 でも、ある程度の物欲があった方が人生楽しいかなとも思うのです。
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なんか読んでしまう魅力がある わかるわかるって読んでいく。やっぱりモノは気づいたら増えて、捨てるのは大変
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