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子どもの自尊と自律を育てる保育環境 自分のために遊び、自分のことを考える子どもに 21世紀を生きる子どもたちに
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子どもの自尊と自律を育てる保育環境 自分のために遊び、自分のことを考える子どもに 21世紀を生きる子どもたちに

辻井正【著】

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子どもの自尊と自律を育てる保育環境 自分のために遊び、自分のことを考える子どもに 21世紀を生きる子どもたちに

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 オクターブ
発売年月日 2014/01/01
JAN 9784892311208

子どもの自尊と自律を育てる保育環境

¥1,320

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2024/11/01

著者のあとがきによると、この本は「自尊感情を育てる保育環境について、あちこちの講演会場で話したことをまとめ」たものだそうで、そのせいか個人的にはトピックが散在している印象を受けました。初版2014年なので内容が若干古い感は否めないですが、全体のページ数もさほど多くなく、図やグラフ...

著者のあとがきによると、この本は「自尊感情を育てる保育環境について、あちこちの講演会場で話したことをまとめ」たものだそうで、そのせいか個人的にはトピックが散在している印象を受けました。初版2014年なので内容が若干古い感は否めないですが、全体のページ数もさほど多くなく、図やグラフが多めなので読みやすいと思います。保育や子育てで普遍的な内容や学説を拾いたい方にはおすすめかなと思います。このうち貧困と自尊感情に関してさらに知るなら、ポール・タフ「私たちは子どもに何ができるのか」(英治出版)がおすすめかと思います。 以下、個人的な備忘メモです。 ・反権威主義保育園 ドイツで生まれた。子どもに指示しない。好き放題に遊ばせる。3-4年で全滅。子どもの主体性を大事にすることと、子どもに好き放題させることは違う。 ・乳幼児期こそお金をかける シカゴ大学のヘックマン教授「結果としてその国のリスクが減る」 →国が子どもにお金をかけることを提言 →費用対効果が最も高いのは乳幼児期 インドの学者、アマルティア・セン「基礎教育がその国の全ての安全を守る」 若年出産、若いひとり親は、小さいときから自分を大事にすることをほとんど教えられていない →自尊感情が幼児期の基本 →世代間連鎖(経済、愛着) ・ヴィゴツキー「幼児期に自尊感情や自己肯定が形成される。それが、ものの考え方や認識に大きく影響する。人間の認識と行為に、自尊感情はイコールだ。自尊感情だけが特別に育っているものではない」 →保育で先生がひたすら指示し伝達することから抜け出すことを提言 ・保育の営みとは「今ある自分」から「明日の自分」へと子どもに夢を持たせること →目の前にないことをあたかも目の前にあるように表現させることが、保育者の仕事 →明日のもうひとりの自分に持っていくための作業場が保育室 ・サークルタイム イエナプラン発祥の取り組み。先生と子どもが輪になって座り、先生が今日の取り組みについて子どもに話すことで1日の見通しを立てる。

Posted by ブクログ

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