商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2014/01/15 |
JAN | 9784062776998 |
- 書籍
- 文庫
幻想日記店
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幻想日記店
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商品レビュー
3.2
54件のお客様レビュー
幻想シリーズ 第3弾 日記を売る、日記店をメイン舞台とした幻想物語。 日記店の店主である猩子は、日記を収集しつつ、 人に読ませる目的て書いたものではない「本当の日記」を売っている。 医者の仕事を辞めてカフェを開いた父の頼みで、山に自然にあるという お茶の葉を摘みに出た、息子で大学...
幻想シリーズ 第3弾 日記を売る、日記店をメイン舞台とした幻想物語。 日記店の店主である猩子は、日記を収集しつつ、 人に読ませる目的て書いたものではない「本当の日記」を売っている。 医者の仕事を辞めてカフェを開いた父の頼みで、山に自然にあるという お茶の葉を摘みに出た、息子で大学生の友哉は、かごいっぱいに茶を摘んだ ところで、土地の持ち主である日記店の店主に見つかり、店でタダ働き することになる。 人に読ませる目的ではない日記・・・ 交換日記やネット上で公開するのとは違い、読まれてしまうことを 意識しない日記であり、作中では言霊が宿るとされている。 それを読んだ人がどうなってしまうのかという物語であった。 店主の猩子がなぜ、日記を収集しているのか読み進めると明らかになっていく。 1作目の幻想郵便局からで登場した人物との絡みや関係性も見どころかな。 前作、前々作ほどの幻想感は薄れているような気もするため、 評価は少し下げた形になりましたが、シリーズの1つとして楽しめる 作品だとは思いました。(人に読まれることを意識したかな;;)
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まずわかったこと。読む順番逆だった。 前に読んだ『日記堂ファンタジー』と短編の内容が似通ってて、あれぇ?登場人物が少し増えたり減ったりしてるけど、大筋は一緒じゃーん。あれ?結末はちょい違うなぁ?なんて思いながら読んでいたら、それもそのはず。あとがきに『日記堂ファンタジー』の改稿作...
まずわかったこと。読む順番逆だった。 前に読んだ『日記堂ファンタジー』と短編の内容が似通ってて、あれぇ?登場人物が少し増えたり減ったりしてるけど、大筋は一緒じゃーん。あれ?結末はちょい違うなぁ?なんて思いながら読んでいたら、それもそのはず。あとがきに『日記堂ファンタジー』の改稿作品だと…。その上幻想シリーズの三弾とあるから、『日記堂ファンタジー』の続きと勘違いした私は2度読み直すことになりました笑 でも、すごく面白かった。前作でふんわりしてるなぁと思っていた部分も納得できる結末だったし、まさかキーパーソンが紀貫之だなんて。これだけみるとわけわからないけど、文学部出身者としてはなるほどね。と思う部分もあったかな。まさにファンタジー。不可思議なことと言霊の威力を思い知りました笑
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「幻想郵便局」、「幻想映画館」に続く第3作目と言う事で気になっていた小説。 元々別の話の連作物を改題改編して幻想シリーズに書き上げた小説との事で、前半は前2作と比べて少し物足りなさがありましたが、最終章では前2作に通ずる面白さがありました。 やはりこのシリーズは幻想で無ければ! ...
「幻想郵便局」、「幻想映画館」に続く第3作目と言う事で気になっていた小説。 元々別の話の連作物を改題改編して幻想シリーズに書き上げた小説との事で、前半は前2作と比べて少し物足りなさがありましたが、最終章では前2作に通ずる面白さがありました。 やはりこのシリーズは幻想で無ければ! 紀貫之や土佐日記、竹取物語の解釈も中々に興味深い物がありました。 シリーズ第4弾も出てる様なのでその内読もう。
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