商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2014/01/09 |
JAN | 9784093863759 |
- 書籍
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風の向こうへ駆け抜けろ
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風の向こうへ駆け抜けろ
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商品レビュー
4.2
39件のお客様レビュー
明るい装丁と爽やかなタイトルから受けるイメージとは違い、前半はかなり辛い展開。世の中の不運と不条理と不公正と、とにかく「不」を全て集めたような泥沼に、読んでいるこちらは早々にめげてしまったのだが、それでも諦めず何とか這い上がろうとするなんて、それは応援もしたくなるよと、どちらかと...
明るい装丁と爽やかなタイトルから受けるイメージとは違い、前半はかなり辛い展開。世の中の不運と不条理と不公正と、とにかく「不」を全て集めたような泥沼に、読んでいるこちらは早々にめげてしまったのだが、それでも諦めず何とか這い上がろうとするなんて、それは応援もしたくなるよと、どちらかと言うと周囲の仲間たちに共感。終わり方の到達加減が、ほど良かった。この先を見てみたい。
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競馬には全く興味がないけれど、馬に興味があったので読んでみた。 動物が好きって視点で読むと、競馬ってこんな酷いものなのかと思ったのが最初の感想。 知りたくなかった裏側だなって思うけど、考えたら分かることでもあるのが悲しい。 物語は面白かった!馬ってやっぱり頭いいんだな〜 教育...
競馬には全く興味がないけれど、馬に興味があったので読んでみた。 動物が好きって視点で読むと、競馬ってこんな酷いものなのかと思ったのが最初の感想。 知りたくなかった裏側だなって思うけど、考えたら分かることでもあるのが悲しい。 物語は面白かった!馬ってやっぱり頭いいんだな〜 教育センターを卒業した後、力を買われたわけではなく経営の厳しい地方競馬場の一つである鈴田競馬場に広告塔として転厩させられた新人女性ジョッキーの芦原瑞穂 所属する緑川厩舎の厩務員たちはお爺さんやアル中のおじさん、失声症の美青年と、皆訳ありで、調教師の緑川光司もまた訳あり。 そしてそこにやって来た馬もまた、黒い体に白い面子を被ったような顔に魚目の馬で、その見た目からトラウマになるようなひどい経験を人間から受けた馬だった。 そんな藻屑の漂流先と揶揄される仲間と共に牝馬の祭典桜花賞を目指す話! だんだん厩舎の人たちが一つになっていく感じと、馬と人間も心通わせていくところがよかった。 続きも読んでみる!
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読後感、爽やかです。競馬の世界で、女性騎手を主人公にして、場末の厩舎から取り巻く一癖二癖ある仲間と次第に一つの目標に向かって進んでいく、成功物語、かな?最後は負けましたが、次につながる敗戦でした。
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