商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 紀伊國屋書店 |
発売年月日 | 2013/08/23 |
JAN | 9784314011099 |
- 書籍
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流れとかたち
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流れとかたち
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商品レビュー
3.8
21件のお客様レビュー
ミクロから積分してマクロを導く科学のアプローチではなくて、マクロを原則としてあらゆる物事を論証していくコンストラクタル法則について書かれる本。
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本書ではコンストラクタル法則と言う、新たな観点からの物理法則が語られる。 正直この法則は抽象的な感じで、雪の結晶の形や、樹々の樹上構造などは何らかの法則の下で成り立っているのは明らかだと思うが、交通であったり政治であったりは後付け感が否めないなと感じた。 その雪の結晶の話だが、確...
本書ではコンストラクタル法則と言う、新たな観点からの物理法則が語られる。 正直この法則は抽象的な感じで、雪の結晶の形や、樹々の樹上構造などは何らかの法則の下で成り立っているのは明らかだと思うが、交通であったり政治であったりは後付け感が否めないなと感じた。 その雪の結晶の話だが、確かにあの形は不思議だ。水の表面張力は感覚的にも理解できるが、こちらは確かに何か法則があって成り立っているとの主張は理解出来る。それを熱力学界の巨匠とも言える著者が熱く語るのだから、この先重要な法則として認知されていくのだろう。
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端的に言うと、全ては流動であり全ての流動は流れやすく なるように変化していくということを書いた本。何よりも まず全てを流動と見立てるその視点がおもしろい。それに よって様々なことが説明できていくのは痛快とも言える 内容だった。 ただ、このコンストラクタル理論自体がまだ研究の端に...
端的に言うと、全ては流動であり全ての流動は流れやすく なるように変化していくということを書いた本。何よりも まず全てを流動と見立てるその視点がおもしろい。それに よって様々なことが説明できていくのは痛快とも言える 内容だった。 ただ、このコンストラクタル理論自体がまだ研究の端に ついたばかりのためか、ことある度に自説を礼賛するのが 「トンデモ本」を思わせて残念。 表現としては、「流れを良くするように進化していく」の ではなく、「流れを良くするようにしか変化できない」の 方がしっくり来るな。一応続巻も続いて押さえておきます。
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