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純平、考え直せ 光文社文庫
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純平、考え直せ 光文社文庫

奥田英朗(著者)

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純平、考え直せ 光文社文庫

638

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2013/12/05
JAN 9784334766627

純平、考え直せ

¥638

商品レビュー

3.4

53件のお客様レビュー

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2026/02/23
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※このレビューにはネタバレを含みます

裏の世界しか知らない一途な純平が痛ましいだけ。いつも一味違う奥田さんだが今回は外れた。 久々に奥田さんを読もうとして、これにした。軽くて明るそうだ。そういうものが読みたい気分だった。 軽く読めたが、期待に反して ”時間を返して、奥田さん” と言いたかった。 感想はいつものように感謝して甘い点をつけたかったが、少し辛い。多少世相を反映させてはいるがメインストーリーが軽い。題名にもう少し迫ってほしかった。 兄貴に憧れ一途に尽くしてきた純平21歳、兄貴のようなヤクザになりたい。尽くして尽くしまくっているとき、組長からじきじきの命令が出る。「三日後に鉄砲玉になれ」 感激して、20万と貰った特別休暇の三日間を豪勢に暮らす。何しろ田舎出で、兄貴について見聞きしたことしか知らない、おずおずしたところが可愛らしいが、それでも女の子と付き合い、勝手知った歌舞伎町で羽を伸ばす。兄貴に呼び出されない自由時間を満喫。そこでテキヤの兄弟分が出来、元学者の老人やコインランドリーにいるひ弱なゲイなどと知り合う。 一晩付き合ったOLになんとなく身の上話をすると、それを彼女が携帯サイトに投稿したものだから、大騒ぎ。 決行前夜は、OLとまた会って、怪しげな地下クラブで、初めてクスリを吸い、LSDでぶっ飛んでしまう。過去がミラーボールのように光って回りだし、人間離れをしたトリップ状態を経験する。このあたり全く軽い、面白い。 そして明ければ当日。盛り上がったサイトの「助けに行こう」も沈静化し、結果は新聞で読もうかと、やはり他人事だ。 スッキリしない。侠客物では決してないし、ハードボイルドでもない人情新派に堕ちてもいない。 現代風俗はそれでいいとして、ふと会いに行った母親だって相変わらヒモと場末で飲み屋暮らし。 故郷のかつての族仲間は家庭を持ち優しいだけになっていた。 組に帰って留守番に聞くと、組長と兄貴の取引の道具にされているのだという。兄貴に限って…。 純平はどこまでも一途だ。 人生の途中で安定した家を出てグレてみたと言うたかりやをしている老人と、純平に心底憧れて兄弟分になってくれたテキヤの同い年。こんな世界もありそうで。 だが世相を反映させたらしい、むやみに騒ぐ携帯サイト、人それぞれ言いたい放題のコメントがありそうといえば面白いが。 その後の夜のクラブで、純平は何をした、最後の夜、もう一途すぎて「考え直せ」もあったものではない。 21歳の純平が、もう少し賢かったら、こういう風に沢山の人間と関わることもなかったかもしれない、一途なものは人をひきつける。 だが、撃つなら裏切り者の兄貴を撃て! 前後の話は奥田さんが面白くコミカルに書いてくれるだろう。だが純平はそこまでは考えられないので考え直せない。 久々の奥田さん、 残念!!でした。 おもしろいキャラクターの登場はさすがだと期待したが。 ☆2だと思ったが。、老人の話が面白かったし、さすがに伊良部さんを生み出したキャラ作りの見事さに☆3にした。 一気に読めるし面白いことは面白い。

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2026/01/31

真っ直ぐなヤクザの青春物語です。 正直者は馬鹿を見るとはよく言いますが、正直者のヤクザは命を失います。 そんなリスクの高い正直者を貫く若いヤクザの物語です。 話の舞台が仁侠の世界なだけで、ドストレート青春物語です。 最初から最後まで変化球なしのストレートなので、癖が強い内容を好む...

真っ直ぐなヤクザの青春物語です。 正直者は馬鹿を見るとはよく言いますが、正直者のヤクザは命を失います。 そんなリスクの高い正直者を貫く若いヤクザの物語です。 話の舞台が仁侠の世界なだけで、ドストレート青春物語です。 最初から最後まで変化球なしのストレートなので、癖が強い内容を好む方には物足りないかもしれません。

Posted by ブクログ

2025/08/25

映画(2018年)を先に見た。21歳の部屋済みのヤクザが、鉄砲玉になって対立相手の親分を殺す。怖いもの知らずの若者の無鉄砲さが、愛おしい。映画同様、「若者が死を恐れないのは、人生を知らないからである。」というジイサンの言葉に、感じ入った。

Posted by ブクログ