商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 駒草出版 |
| 発売年月日 | 2013/11/26 |
| JAN | 9784905447221 |
- 書籍
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失われた名前
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商品レビュー
4.1
23件のお客様レビュー
動物との暮らしの平和さに比べたら、いかに人間界は汚く悪に満ちた世界なのか。 信じられないくらい波乱だらけの話なのだが、少女の行動力で先が開けていくのがある意味爽快。ライターの手によって物語にまとめられた部分もあるだろうが、それを差し引いても凄い話だ。
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5才くらいから10才くらいまでサルと暮らし、その後人間社会に戻って家庭を持って幸せに暮らしている女性が娘と一緒に書いた本があると聞き、早速読んでみた。サルだったときに世界を、人間を、どう見て、どう感じてたのかが知りたかったのである。 最初の100ページはサル時代の話だ。5才の女...
5才くらいから10才くらいまでサルと暮らし、その後人間社会に戻って家庭を持って幸せに暮らしている女性が娘と一緒に書いた本があると聞き、早速読んでみた。サルだったときに世界を、人間を、どう見て、どう感じてたのかが知りたかったのである。 最初の100ページはサル時代の話だ。5才の女の子が誘拐されジャングルに捨てられ、サルに受け入れられてサルたちと暮らすのだ。その暮らしぶりは興味深い。しかし世界は言葉でできている。サルが見る世界も、人間の頭で理解してその言葉で読み物にしてしまうと、ごく普通の人間の見る世界と同じになってしまうのだ。まして当人のマリーナは50年以上前の記憶をほりおこしながら語る。それは仕方のないことだ。記憶は上書きされるものだ。人語も話せない子どもが人間のような感情と思考回路で理解し感じたかのように書かれている。当時の見方ではなく、後天的に脳内で解釈されてストーリーがつくられているように感じてしまった。つまりはリアルに思えない。 しかしマリーナの波乱万丈の人生はここから始まる。ハンターに捕まり、街の売春宿に連れて行かれる。そこを脱走して路上生活するストリートチルドレンへ。そこを抜け出しギャングの家へ。またそこから逃げ出し修道院へ。さらに脱出して、新しい家族と出会い、自分の名前を生まれて初めて自分で付ける。それがマリーナ、14才(くらい)の時。 ジャングルというのは危険も多いが、おおらかで恵みに溢れている。毎日働かないと生きていけない現代の人間社会がバカらしいほどだ。そして危険という意味でもジャングルのルールがわかればそれほど怖くない。しかし人間社会の人間は時に攻撃的で歪んだ人も多く怖い。100ページ以降でマリーナは嫌な思いを沢山する。彼女の理想はジャングルでのサルたちとの穏やかで温かい家族との生活なのだ。ジャングル育ちだから束縛を嫌うところはあるけれど、その暮らしが嫌なら脱走する。困難にぶつかっても逃げちゃいけないと根拠なく言いたがる現代社会とは違い、脱走して次のチャンスをつかむ積極的な若さとワイルドな逞しさは嬉しくなるくらい。そして逃げるだけじゃなく何より次のチャンスを自ら掴みに行くことが大事なのだ。 あとがきによると、続編も準備中らしいが、今の彼女は2人の娘と5人の孫がいてロンドンに住んでいる。波乱万丈の前半生だけで十分満足。
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この間読んだ小川糸さんのエッセイに出てきたので、気になって読んでみた。 なんて辛いんだろう。 こんな事があるなんて。 何度もチャンスはあるのにその度に意図せず辛い環境に身を置く事になってしまう。 でも彼女の凄いところは絶対に絶望しなかったところだろうか。 その度に手を差し伸べてく...
この間読んだ小川糸さんのエッセイに出てきたので、気になって読んでみた。 なんて辛いんだろう。 こんな事があるなんて。 何度もチャンスはあるのにその度に意図せず辛い環境に身を置く事になってしまう。 でも彼女の凄いところは絶対に絶望しなかったところだろうか。 その度に手を差し伸べてくれる人がいたからだろうか。 本当に強い。 これが物語だったらと何度思っただろう。 それ位に衝撃的な本だった。 後編?があるのかな。調べてみよう。
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