

商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 九州大学出版会 |
発売年月日 | 2013/11/27 |
JAN | 9784798501079 |
- 書籍
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リヒトホーフェン日本滞在記
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リヒトホーフェン日本滞在記
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ドイツ人地理学者が幕末(横浜開港直後 1860年)にプロイセンの通商使節団の一員として来日した時の5ヶ月間に渡る日記が第1部。第2部が再来日し、維新直後(明治3年、1870年)に横浜→甲府→諏訪→木曽→瀬戸→名古屋→大津→大阪(京都には寄らず)→神戸→海路 長崎→雲仙→天草→鹿児...
ドイツ人地理学者が幕末(横浜開港直後 1860年)にプロイセンの通商使節団の一員として来日した時の5ヶ月間に渡る日記が第1部。第2部が再来日し、維新直後(明治3年、1870年)に横浜→甲府→諏訪→木曽→瀬戸→名古屋→大津→大阪(京都には寄らず)→神戸→海路 長崎→雲仙→天草→鹿児島→国分→霧島→熊本→佐賀→有田→時津(長崎の直前)を旅をした旅行日記(1870年9月9日〜1871年3月5日)。 この間の10年間の外人の立ち場/待遇の差が如実に感じられて面白い。 1部では攘夷が吹き荒れまっくって、いつ殺されるか分からない状況で、実際にアメリカの通詞ヒュースケンが殺害された時の事も書かれている。彼の行動範囲も幕府役人によって制限されていた(と言う割には御府内を結構歩き回っていた)。 第2部では行動の制限も解かれ(新政府から許可を得て)自由に移動しているし、各地で西欧技術を教えてくれる人として歓迎されている。 流石に地質学者なので、各土地土地の地質について 「ここはxx岩、ここはxx層」と言う記述が多い。 後半特に翻訳がおかしく分かりにくいところが多かった。
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