1,800円以上の注文で送料無料

リヒトホーフェン日本滞在記 ドイツ人地理学者の観た幕末明治
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍
  • 1216-01-09

リヒトホーフェン日本滞在記 ドイツ人地理学者の観た幕末明治

フェルディナンド・フォン・リヒトホーフェン(著者), 上村直己(訳者)

追加する に追加する

リヒトホーフェン日本滞在記 ドイツ人地理学者の観た幕末明治

3,740

獲得ポイント34P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 九州大学出版会
発売年月日 2013/11/27
JAN 9784798501079

リヒトホーフェン日本滞在記

¥3,740

商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2017/05/02

ドイツ人地理学者が幕末(横浜開港直後 1860年)にプロイセンの通商使節団の一員として来日した時の5ヶ月間に渡る日記が第1部。第2部が再来日し、維新直後(明治3年、1870年)に横浜→甲府→諏訪→木曽→瀬戸→名古屋→大津→大阪(京都には寄らず)→神戸→海路 長崎→雲仙→天草→鹿児...

ドイツ人地理学者が幕末(横浜開港直後 1860年)にプロイセンの通商使節団の一員として来日した時の5ヶ月間に渡る日記が第1部。第2部が再来日し、維新直後(明治3年、1870年)に横浜→甲府→諏訪→木曽→瀬戸→名古屋→大津→大阪(京都には寄らず)→神戸→海路 長崎→雲仙→天草→鹿児島→国分→霧島→熊本→佐賀→有田→時津(長崎の直前)を旅をした旅行日記(1870年9月9日〜1871年3月5日)。 この間の10年間の外人の立ち場/待遇の差が如実に感じられて面白い。 1部では攘夷が吹き荒れまっくって、いつ殺されるか分からない状況で、実際にアメリカの通詞ヒュースケンが殺害された時の事も書かれている。彼の行動範囲も幕府役人によって制限されていた(と言う割には御府内を結構歩き回っていた)。 第2部では行動の制限も解かれ(新政府から許可を得て)自由に移動しているし、各地で西欧技術を教えてくれる人として歓迎されている。 流石に地質学者なので、各土地土地の地質について 「ここはxx岩、ここはxx層」と言う記述が多い。 後半特に翻訳がおかしく分かりにくいところが多かった。

Posted by ブクログ