商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 恒星社厚生閣 |
発売年月日 | 2013/11/16 |
JAN | 9784769914662 |
- 書籍
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天変の解読者たち
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天変の解読者たち
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
日食や彗星などの宇宙の現象、それが歴史上の人物や出来事に、どのような影響を与えたのか、天文現象の観点から分析しています。安倍晴明がつけていた観測日記、アマテラスと日食の関係、歴史に詳しくなくても解りやすく書かれています。
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ヒミコの退位やアマテラスの神話を日蝕と関連付ける考え方は古くからあった。最近脚光を浴びるようになったのは、コンピュータにより安易に日蝕帯の移置が計算できるようになったからだろう。日蝕帯が九州を通るのか畿内を通るのかで邪馬台国の議論も変わってくるのだろう。 本書ではヒミコだけでなく...
ヒミコの退位やアマテラスの神話を日蝕と関連付ける考え方は古くからあった。最近脚光を浴びるようになったのは、コンピュータにより安易に日蝕帯の移置が計算できるようになったからだろう。日蝕帯が九州を通るのか畿内を通るのかで邪馬台国の議論も変わってくるのだろう。 本書ではヒミコだけでなく平安時代からの貴重な記録にも言及していて興味深い。ただ邪馬台国に関しては考古学者なども交えて対談形式してもよかったのではと思う。
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知人が著者なのでなかなか書きにくいですね。 (天文の本はたいていそうですが…^^;) 歴史上の記録に残る天文現象というのは興味ある話題です。 記紀や六国史などの歴史書を始め、 貴族の日記や覚書など、様々なところに天文現象は記録されています。 科学的原理がわからなかった時代、 太...
知人が著者なのでなかなか書きにくいですね。 (天文の本はたいていそうですが…^^;) 歴史上の記録に残る天文現象というのは興味ある話題です。 記紀や六国史などの歴史書を始め、 貴族の日記や覚書など、様々なところに天文現象は記録されています。 科学的原理がわからなかった時代、 太陽が隠される日食や突如現れる彗星は恐怖の的でもあったことでしょう。 天文現象を媒介にして、当時の人々の考え方、 もっと言ってしまえば生き方がそこから浮かび上がってくるのです。 しかし、記録にはそれを書いた人の意思が働きます。 歴史書と言えども、時の施政者の恣意が働きます。 つまり、鵜呑みにすることはできないのです。 そのあたり、科学と歴史が相補し合える部分でもあると私は思っているのですが、 この本はやや期待はずれなところがありました。 歴史的解釈の部分に著者の自由解釈が入りすぎているように思えます。 そういうものだと思って読めば、楽しめる本でしょうし、 著者もそのつもりで書いているのかもしれません。 そうだとしたら、こちらの読み違えで低い評価を与えてしまったでしょう。 他の人はどう読み取るか、レビューを見てみたいですね。
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