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賞の柩 集英社文庫
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賞の柩 集英社文庫

帚木蓬生(著者)

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賞の柩 集英社文庫

715

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2013/11/20
JAN 9784087451399

賞の柩

¥715

商品レビュー

3.8

21件のお客様レビュー

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2022/05/01

面白かった。読みやすかった。 帚木蓬生さんの作品は本当にどれも読みやすい。 こういう世界があるんだなぁ、と思いながら読んだ。医学、生理学などの研究に携わる人は、純粋に苦しむ人を助けたい、という志で励んで欲しいものだと思った。

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2022/04/18

英国のアーサー・ヒル博士にノーベル医学・生理学賞授与がされるとの新聞を読んだ津田。彼の恩師、清原修平もアーサー・ヒルと同じ分野で筋肉の収縮についての研究をしていた。もしも生きていれば恩師もノーベル賞を狙えたのに...と早くに亡くなった恩師に思いを馳せる。 津田自身は己の研究者と...

英国のアーサー・ヒル博士にノーベル医学・生理学賞授与がされるとの新聞を読んだ津田。彼の恩師、清原修平もアーサー・ヒルと同じ分野で筋肉の収縮についての研究をしていた。もしも生きていれば恩師もノーベル賞を狙えたのに...と早くに亡くなった恩師に思いを馳せる。 津田自身は己の研究者としての限界を知り、臨床の世界に戻っていたのだが、このニュースをきっかけにふとその当時、筋肉についての研究でトップを走っていた他の研究者を調べてみることに。すると、ここ4、5年新しい論文を全く出していないことが判明する。不審に思いながらも、さらに恩師の記念誌をめくってみるとフランスの講演会で出会った無名の研究者の話が書かれており、驚くべき事実が書かれていた。 その後、論文を出していなかった研究者が実はもう亡くなっている事実に突き当たる。しかも皆清原と同じ病気に罹っていた...。津田の中で悪い予感が持ち上がり、謎を解明するために無名の研究者、そしてノーベル賞受賞者のアーサー・ヒル博士を追う。果たして津田の予感は的中するのか。 箒木さんの小説は安心して読める。非常にスキャンダラスな内容なんだけど、バックグラウンドをしっかり書いてくれてるおかげでこいつは悪いやつだ!と一言に切って捨てれない何かがある。立派に見える人も所詮は人なのか...と人間の業を見せてくれる。そんな中でも一途に研究を求める人や、教育者として弟子を引っ張って行く教授の描写もあったりでそういう部分には人間であることの救いも感じたり...。恩師の無念を晴らすために津田はフランス、スペイン、イギリスに行くのだが、その場所毎の風景描写も良かった。自分も旅したいなーと思いながらページを捲りました。 さて、あなたは名誉の先に何を見るでしょうか?

Posted by ブクログ

2022/03/12

イギリス医学会の重鎮アーサー・ヒルがノーベル医学・生理学賞を受賞したことを端緒に、青年医師・津田が自信の恩師である清原の随筆を読んだことから始まる医療サスペンス。 津田の恩師に対する思い、その娘・紀子の父への思慕、無名の研究者の発見が搾取され狂わされた人生、そして研究者たちの不...

イギリス医学会の重鎮アーサー・ヒルがノーベル医学・生理学賞を受賞したことを端緒に、青年医師・津田が自信の恩師である清原の随筆を読んだことから始まる医療サスペンス。 津田の恩師に対する思い、その娘・紀子の父への思慕、無名の研究者の発見が搾取され狂わされた人生、そして研究者たちの不可解な死因、とグイグイ引き込まれた。 章が変わるごとに目線が変わり、今回は誰?あれは誰が探り当てたんだっけ?と混乱する時も。 権威あるものに逆らえない風潮はどの分野にもあるんだろうけど、殺人はともかくこんなことは現実にもありそうで、なんだかノーベル賞も手放しで賞賛できなくなりそう。 それにしても死因が明らかになる終盤は背筋がゾクッとした。こんな殺し方、秘密裏にブツを持ち出せる人がいればある意味完全犯罪。怖いわ〜

Posted by ブクログ

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