商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 鹿島出版会 |
発売年月日 | 2013/11/08 |
JAN | 9784306094307 |
- 書籍
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内藤廣と東大景観研の十五年
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内藤廣と東大景観研の十五年
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筆者篠原の手に汗握る仕事を(自伝的に)振り返っている文体に、「死期が近いと悟ってでもいるのだろうか?」とさえ思わされて、不安になるような一冊(笑)。それは気になるものの、いくつかのプロジェクトでの人間関係(人間模様)だとか、後任や内藤氏の人事にかかわる話は面白い。内藤着任のころの...
筆者篠原の手に汗握る仕事を(自伝的に)振り返っている文体に、「死期が近いと悟ってでもいるのだろうか?」とさえ思わされて、不安になるような一冊(笑)。それは気になるものの、いくつかのプロジェクトでの人間関係(人間模様)だとか、後任や内藤氏の人事にかかわる話は面白い。内藤着任のころのワクワクを振り返るようだ。 また後半では、篠原の、「歴史(的背景)」への博識っぷりが印象に残った。元々は建築家といえば丹下くらいしか知らず、内藤の作品もほとんど見たことがなかったという篠原が、土木と建築の対比を志向するうち、近代(あるいはそれ以前!)からの両者の歩みについて熟知するようになったようだ。 その過程では前川國男に傾倒し、そのほとんどの建築作品をみたとも言い、「前川の5原則」までまとめあげた上、内藤こそ前川の正統をくむモダニズム建築家だという。篠原のデザインセンスの裏には、それを支える幅広い勉強と思考があるものなのだと感じ、感銘した。
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