商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2013/11/07 |
JAN | 9784575305906 |
- 書籍
- 新書
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商品レビュー
4.8
5件のお客様レビュー
こんな影響力のありそうな人が、まっとうにこんなに書いているのに5年経った今何ら変わらない世の中に失望する。
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富良野塾の季刊誌「カムイミンタラ」に掲載された、3.11以後のエッセイですが、ほぼ原発と震災のことに関する発言です。倉本さんは、ご自分の足で現地を何度も訪ね、歩き、そこにいる人たちに会い、話を聞き、たくさんの(しかも的を得た)文献を引き出して、これを書いています。政府の役人が視察...
富良野塾の季刊誌「カムイミンタラ」に掲載された、3.11以後のエッセイですが、ほぼ原発と震災のことに関する発言です。倉本さんは、ご自分の足で現地を何度も訪ね、歩き、そこにいる人たちに会い、話を聞き、たくさんの(しかも的を得た)文献を引き出して、これを書いています。政府の役人が視察といってふらっときて、すぐに東京に戻り、東京にいたまま復興を考えるなんてナンセンスだと、倉本さんは言います。飢えと終戦を体験し、自ら富良野でほんとうの暗闇を知った倉本さんの感性が、真実を見抜いています。津波の臭いの話に、私はほんとうに恐怖を覚えました。 きちんとデータを出して、出典をあきらかにして、これだけのことを言っている倉本さん。 いまの日本に、ここまできっちりと疑問を投げかけることの出来るヒトが、どれだけいるでしょうか。 どうだ、と問いかけられても、政治家たちには答えられない。私にも答えられない問題がありました。正しい感性と、学ぶ心を持たなければ答えることが出来ないのです。
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わたし、は、地球の上にある命のなかの小さなヒトである。自分が信ずるべきものを見誤らず、しっかり地に足をつけて生きていきたいと思った。
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