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明日への叡智 村上和雄いのちの対話
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明日への叡智 村上和雄いのちの対話

村上和雄【ほか著】

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明日への叡智 村上和雄いのちの対話

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新学社
発売年月日 2013/10/30
JAN 9784786802188

明日への叡智

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2014/12/15

ドーキンスの「利己的な遺伝子」に対し、「利他的な遺伝子」の存在を想起するべしという著者。全遺伝子情報(ゲノム)の解読をし、その遺伝子の2パーセントしか使われていないという。そこで、サムシング・グレートの力が想起され、科学的知識への至極真っ当な懐疑と、人知を超えた物に対する真っすぐ...

ドーキンスの「利己的な遺伝子」に対し、「利他的な遺伝子」の存在を想起するべしという著者。全遺伝子情報(ゲノム)の解読をし、その遺伝子の2パーセントしか使われていないという。そこで、サムシング・グレートの力が想起され、科学的知識への至極真っ当な懐疑と、人知を超えた物に対する真っすぐな謙虚さが大切だと説く。このような人物が未だ科学の分野に居られたことに安堵し、懐かしくも嬉しい気分を味わった。坂東とかいう下品な女性との対談はともかく、前田英樹氏との対談にはすこぶる興味をそそられた。LEDやらSTAPやらのESやらには、すべて「有用性」と科学的進歩への無盲目の信があった。彼らに全く見受けられない物が、本著には溢れている。一昔前の湯川秀樹や平澤興といった科学者たちと同じ匂いがするから懐かしいのだ。

Posted by ブクログ

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