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ヤノマミ 新潮文庫
880円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2013/10/29 |
| JAN | 9784101281919 |
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ヤノマミ
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ヤノマミ
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商品レビュー
4.5
57件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ヤノマミ族を知ったのは、2024年のKYOTOGRAPHIEにてクラウディア・アンドゥハルの展示を見たときだった。 この本でも登場するダビ・コペナワ氏も展示に関わり、来日もされたとのことだ。 文章もとても読みやすく、説明は必要な内容に絞られていて、自分もシャボノでヤノマミの暮らしを覗いているようでとても面白かった。 ヤノマミの女は必ず森で出産する。産まれたばかりの子どもは人間ではなく精霊で、母親に抱き上げられることではじめて人間となる。産まれた子を自分の手で命を奪って精霊として帰すのか、抱き上げて人間の子どもとして迎え入れるのかは母親のみが決められることで、他の人はそれに従うしかない。 本書の中で書かれていた彼らの風習の中で私たちにとって一番衝撃的なものは、この命の選別だと思う。この事実を知ったとき、はじめは文化が違うとはいえ、あまりにも残酷だと思ってしまった。でも、よくよく考えてみると、予期せぬ避妊の失敗、病気や金銭的な事情、犯罪など彼らと似たような理由で、私達もある一定の週数(日本だと22週未満)で中絶をすることが許されている。彼らとは中絶をする割合は違うかもしれない。でも、私たちは22週という自分たちが決めた期限までは胎内の子の生死を自分たちの私的な理由で決めることができる。それは22週まではまだ人間ではないと、どこかで私たちが思っているからではないのか。私たちとヤノマミがやっていることにどれほどの違いがあるのか。 文明化された社会に生きている私たちは、どこか自分たちは正しい倫理・正義のもと生きているのだと驕りが心の中にある。でも私たちもヤノマミと同じように常に生死に関わっているのに、『文明』によって目を覆い隠されていて、自分たちの残酷さに気づくことができない。 生きている以上、そういった事実を無くすことはできない。ただ自分たちがやっていることから目を背けずに向き合っていかなければならない。起きた事実は変わらなくても、自分が選んだことによって何が起きるのかを知っていることには意味があると思う。 この本が書かれた2010年から26年が経った。 「現代医療は死者の数を劇的に減らしたが、同時にシャーマンをも減らした。」という一文が印象に残っている。グローバル化の中で叫ばれる多文化社会・共生だが、本当の意味での多文化社会とはどうあるべきなのか考えさせられる。私たちはどうしても関わり会うとお互いに影響を及ぼしてしまう。分かり合いたい・共に過ごしたいという思いこそは素晴らしいものではあるが、字面通りに「共に生きよう」とするのではなく、長期的な影響やお互いの文化における幸せを考えた上で、距離をとって暮らしていくというのも選択肢のひとつなのかもしれない。難しい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
表紙がすっごく手に取りづらい。この現代において、上半身裸で、狩猟と農耕で生きている人たちがいる。彼らも家族を作り、男女の役割分担がされている。女は妊娠後に精霊として森に返すか、人間として育てるか、選択できる。こういう話を知ると、現代の男女平等、男女同じ仕事をという方針に首を傾げたくなります。彼らは野生の人間です。その人間たちが、家族を作り、分担までしている。なんだかとても不思議なことに思えます。私たちは本来の人間から逆行しているのかもしれません。人間にとって、進化とは絶滅なのでしょうか。
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★★★ 今月2冊目 凄いドキュメンタリー。現代からかけ離れたヤノマミ族に150日密着。 出産のところは衝撃。 産まれたばかりは妖精で生かすもその場で天に送るも母親次第という。
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