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考えるよろこび 講談社文芸文庫
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考えるよろこび 講談社文芸文庫

江藤淳【著】

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考えるよろこび 講談社文芸文庫

1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2013/10/12
JAN 9784062902090

考えるよろこび

¥1,540

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2014/02/24

江藤淳が1968年、1969年に行った6つの講演集。論旨も文章もとても明快で読んでいて気持ちがよい。時代を感じさせない新鮮さがある。特に「考える喜び」「転換期の指導者像;勝海舟」は面白かった。

Posted by ブクログ

2013/12/03

 最近見た新聞の「書評欄」で紹介されていたので手にとってみました。  1960年代末ごろの講演録ですからかなり前のものです、しかしながら流石に江藤氏、小気味よい語り口で、なかなかに興味深い指摘が数多くありました。  本書の表題にもなっている「考えるよろこび」とのタイトルの講演では...

 最近見た新聞の「書評欄」で紹介されていたので手にとってみました。  1960年代末ごろの講演録ですからかなり前のものです、しかしながら流石に江藤氏、小気味よい語り口で、なかなかに興味深い指摘が数多くありました。  本書の表題にもなっている「考えるよろこび」とのタイトルの講演では“ソクラテス”を取り上げて「フィロソフィア(知恵を愛する)」の姿勢の素晴らしさを語り、「二つのナショナリズム」をテーマにした講演では、“勝海舟”と“西郷隆盛”を対比させつつ、「国家理性」と「民族感情」について論じています。  採録されている6つの講演の中で語られるさまざまな氏の指摘やコメントは、半世紀近く経った現在においても見事に生き続けていますね。

Posted by ブクログ

2013/10/13

一般向けの講演記録であって、高邁すぎてわからないようなところも無く、一読してとても得をしたような気分になれる。江藤淳の、言葉を操って概念を届ける力はさすがに凄いものである。軽々と話しているようではあるが、その構成、言葉の選択、相手のレベルに見合った深さの概念パッケージの表れ。話者...

一般向けの講演記録であって、高邁すぎてわからないようなところも無く、一読してとても得をしたような気分になれる。江藤淳の、言葉を操って概念を届ける力はさすがに凄いものである。軽々と話しているようではあるが、その構成、言葉の選択、相手のレベルに見合った深さの概念パッケージの表れ。話者自体に深い奥行きがなければできないものであろう。 しかし、講談社文芸文庫は値段が高い!。この薄さで1400円の文庫本とは。

Posted by ブクログ

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