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めぐりくる春 幻冬舎文庫
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めぐりくる春 幻冬舎文庫

梁石日(著者)

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めぐりくる春 幻冬舎文庫

838

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2013/10/10
JAN 9784344421028

めぐりくる春

¥838

商品レビュー

4

9件のお客様レビュー

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2017/03/06

あまりにも壮絶過ぎて言葉が出ない サディズムと性欲の繰り返しで、読んでいて辛すぎた 教育によって身の毛もよだつ鬼となる日本兵 いやあれが人の本性かもしれない 愛はない。ただ欲望と反省の無さと意志の弱さ 正義などないのが人間かもしれない。従軍慰安婦、男の性欲のはけ口にされた悲しき存...

あまりにも壮絶過ぎて言葉が出ない サディズムと性欲の繰り返しで、読んでいて辛すぎた 教育によって身の毛もよだつ鬼となる日本兵 いやあれが人の本性かもしれない 愛はない。ただ欲望と反省の無さと意志の弱さ 正義などないのが人間かもしれない。従軍慰安婦、男の性欲のはけ口にされた悲しき存在 天皇陛下を異常に崇拝しているのも狂気じみてる

Posted by ブクログ

2016/11/16

狂った現実を淡々と描いたこの作品の、登録人数の少なさに少し驚きつつ。戦争というひとつの大きな事柄への関心のなさが表れているようで、なんとなく焦る。 慰安婦問題。色々と問題になっているけれど、一度読んでみるのがいいと思う。その上で、自分の心がどう感じるか、どう考えるか。それが結論...

狂った現実を淡々と描いたこの作品の、登録人数の少なさに少し驚きつつ。戦争というひとつの大きな事柄への関心のなさが表れているようで、なんとなく焦る。 慰安婦問題。色々と問題になっているけれど、一度読んでみるのがいいと思う。その上で、自分の心がどう感じるか、どう考えるか。それが結論じゃないかなと。 本作はあくまでフィクションなんだけど、戦争という大きな流れ、人を人として扱わないことが日常化する狂った時代を描いたという点では、どこまでもノンフィクションに近いんだろうと思う。 慰安婦たちもさることながら、人間が駒のように、虫けらのように扱われる描写も、胸が痛い。そこには人権も尊厳も何も存在せず、あるのは暴力と支配。 読むのが苦しくて、何度も何度も繰り返される残酷な描写に本当に胸が痛くて…、でも目を背けてはならない、これが現実。 日本は、私たちの「今」は、こういう過去の上に成り立っている。 それを、忘れちゃならない。知っておかなきゃならない。 どうか世界が平和でありますように。ひとりでも、こんな悲しい運命を辿るひとが、減りますように。祈らずにはいられない。

Posted by ブクログ

2016/11/15

 梁石日は3冊目、『血と骨』は下巻は読まなかった。それほど内容がエグい、『睡魔』についてはマルチ商法に興味があったのでよんでみた。今回は戦時下の朝鮮人慰安婦について書かれている問題作である。それにしては登録49人とは・・・関心の薄さが人数と比例しているようだ。    現在なら南極...

 梁石日は3冊目、『血と骨』は下巻は読まなかった。それほど内容がエグい、『睡魔』についてはマルチ商法に興味があったのでよんでみた。今回は戦時下の朝鮮人慰安婦について書かれている問題作である。それにしては登録49人とは・・・関心の薄さが人数と比例しているようだ。    現在なら南極2号とかレンタルビデオ屋とかコンビニ大人の書籍コーナーとかいろいろあるけど、この時代それも戦時下っていう条件で、人権を無視した性労働を強いられた朝鮮人女性たちの実話をもとにしたお話。戦時下というのは人をモノとして扱うことに何ら疑問を持たぬ異空間らしい。この世とあの世の中間に位置している。いつ死んでもおかしくない状態で正常な精神を保っている人はいない。

Posted by ブクログ

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