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マーケットデザイン 最先端の実用的な経済学 ちくま新書
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マーケットデザイン 最先端の実用的な経済学 ちくま新書

坂井豊貴【著】

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マーケットデザイン 最先端の実用的な経済学 ちくま新書

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2013/09/06
JAN 9784480067340

マーケットデザイン

¥858

商品レビュー

3.8

28件のお客様レビュー

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2025/06/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

腎移植マッチングは、住宅市場モデルと同じ。ひとりがひとつしか要らない、という点が同じ。 数人が抜け駆けしない組み合わせ=強コア配分。必ず存在して、ひとつしかない。 TTCアルゴリズムで発見できる。正直が最善の策になる。 小選挙区は、死票を避けるため、本来の選好とは違う選択をする可能性があるが、正直が最善の策になるアルゴリズムは耐戦略性がある。 耐戦略性は、宣伝しないと自然には気づかない。 受入保留方式は安定マッチングが得られる。 男性からマッチングするのと、女性からマッチングするのとは違う。 就活はマッチングの一種。 研修医の受入にも受入保留方式が使われている。 学校選択では、ボストン方式が行われたが、人気校に出願するのはリスクが高い。そこで受入保留方式にすると正直な申告が最適になる。 複数校の出願や受入保留方式、TTC方式などを組み合わせる。 フリーマーケットと画廊は同じ。定価はなく、価値はあらかじめ決まっていない。 オークションには第1価格オークションと第二価格オークションがある。 ひとつの商品の公開オークションの第1価格オークションと、一つの商品の非公開オークションは同じ、タイ戦略性を満たす、 収益同値定理=第1オークションでも第二オークションでも期待収益は同じ。 第二価格オークション方式に最低落札価格を設定できる。これよりも、買い手が多くなる方が高くなる可能性は高まる。 同質材の複数落札できるオークションでは、ヴィックリーオークションが適している。限界価格を設定してもらって、その値段で比較する。耐戦略性を満たす。 集荷数オークションは、同時競り上げ方式=他の免許のオークションに乗り換えることができる。

Posted by ブクログ

2025/03/25

日本では腎臓移植のドナーと患者を交換してマッチングする仕組みがないが、世界ではごく普通に行われている。患者とドナーの組み合わせを変えるだけで、救われるひとが増えるのなら素晴らしいことだ。日本でもこの問題が広く知られて、患者とドナーのマッチングに対する理解がすすんでほしい。 そん...

日本では腎臓移植のドナーと患者を交換してマッチングする仕組みがないが、世界ではごく普通に行われている。患者とドナーの組み合わせを変えるだけで、救われるひとが増えるのなら素晴らしいことだ。日本でもこの問題が広く知られて、患者とドナーのマッチングに対する理解がすすんでほしい。 そんなドナーと患者のマッチングが経済学の理論に支えられている。住宅市場モデルがその基になっているので、一人と一部屋を組み合わせるアルゴリズムが詳しく解説されている。人と部屋の対応関係を示した表と、それに基づいて行われる操作が1ステップずつ示されているので、とても分かりやすい。このマッチングの利点は一番良い組みあわせをみつけられることであり、その正当性が数学的に証明されているらしい。数学はやっぱりすごい。 学校選択マッチングや周波数オークションについても丁寧にアルゴリズムが説明されているので、まったく知識がなくても十分理解できた。『多数決を疑う』でも票の集計ルールが分かりやすく説明されていたので、この著者の他の本も読んでみたくなった。

Posted by ブクログ

2022/12/27

需要と供給の最適マッチングが様々な社会課題を解決しつつある。デジタル技術とインターネットの進歩により、様々なモノやコトがマッチングされるようになった。 本書は、腎移植マッチングや周波数オークションなど、世界で実用されている経済理論であるマーケットデザインについて、アルゴリズムの例...

需要と供給の最適マッチングが様々な社会課題を解決しつつある。デジタル技術とインターネットの進歩により、様々なモノやコトがマッチングされるようになった。 本書は、腎移植マッチングや周波数オークションなど、世界で実用されている経済理論であるマーケットデザインについて、アルゴリズムの例示をしながら解説する。 最適な配分とは、その配分以外だと誰かが損をして、一部の参加者で抜け駆けして得になることもない、という状態である。 本書で紹介されるアルゴリズムは、TTC方式、受入保留方式など、説明されたらナルホドと思うが、最初に思いつくのはすごいし、それが最適な配分であることを証明するのも大変なことだろう。その辺の理論には本書では触れられない。条件が少し違うだけで、これら方式の安定性は変わってしまうので、実際に社会実装する際はより深い理解が必要だろう。

Posted by ブクログ

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