ほかほかぞうさん とことこえほん

たてまつみさと【作】

• 販売会社／発売会社: 童心社
• 発売年月日: 2013/08/29
• JAN: 9784494001798

商品レビュー

2023/04/24

おひさまの下でぞうさん達がほかほかお昼寝を楽しむのんびりした絵本。
終始、平和。
文も少なくストーリーもシンプルで幼い子向け。

【ママ評価】★★★
のんびりまったりしたストーリー。
なんならストーリーが無いくらい終始まったり。
文が少なく次々とページをめくれるのでサクサク進めて、すぐ読み終われる絵本。
幼い子には飽きなくて良いのかも。
イラストはアーティスティックではないというか、正直安っぽいというか(ごめんなさい)、100均とかでも売ってそうな感じ。
色もシンプル。
ストーリーもシンプル。
…。
絵本というと、画集感覚で素敵な絵の絵本・学びのある絵本・感性を育てる絵本…といった質の良い・密度の濃い絵本を子どもに与えたくなる。
けど、もっと自由でいいんじゃない？
と、教育的になってしまっていた自分に気づかされるような絵本だった。
自分にとっては響かない絵本でも、きっと何かを与えてくれる。
なんなら自分がその絵本の良さに気づかないだけ。
どんな絵本も作者が魂を込めて描いたもの。
と、自分が響かないと思ってしまう絵本も含めて、いろいろな絵本を子どもに読んであげようと改めて思わされた。
ありがとう、ほかほかぞうさん。

【息子評価】★★★★★
図書館で母が手に取った約20冊ある絵本の中で、「自分で持ちたい！」と言わんばかりによこせよこせアピールをされた絵本。
「ぞうさんが好きな息子だから、やっぱりぞうさんの表紙に惹かれるのか」と思ったが、他のぞうさんの絵本もある中で興味を示したのはこの絵本だけ。
家に帰っても他の絵本は興味を示さないが、この絵本は唯一「よむ」と持って来た。
そして、いざ読むと何度も「もっかい」。
連続で10回くらいは読んだと思う。
もう大ヒット。
ちょっと他の本の下に置いておくと「じょさ、じょさ(ぞうさん、ぞうさん)」と探すレベル。
そんなに好きか。
母、驚いちゃったよ。
「ねんね」「おいでおいで」と本当に嬉しそうに声を出す。
そんなに好きなら購入してあげたい。
息子の最高の笑顔を見せてくれてありがとう、ほかほかぞうさん。
1歳6ヶ月