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あの夏、二人は途方に暮れて 幻冬舎ルチル文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎コミックス |
発売年月日 | 2013/07/31 |
JAN | 9784344828810 |
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あの夏、二人は途方に暮れて
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あの夏、二人は途方に暮れて
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ある夏の日、真っ昼間のひとけない公園でひっそりと涙しているサラリーマン高林に出会った高校生の秋光。自分よりずっと大人なのに儚げで頼りない佇まいに、秋光は目が離せなくなってしまう。自分よりずっと大人、しかも大の男が白昼堂々泣いているという鮮烈な印象。 二度目の出会いは、大きな花束を抱えた高林がふらふらと車道に飛び出したところをあわや秋光に助けられるというもの。 どんな事情があるのか知らないが、我を忘れるほどの悲しみに打ちひしがれているなんて、なんだかかわいそう。ただの同情なのか、それとももっと別の感情なのか。高林に対する自分の気持ちに戸惑う秋光だけれど、その繊細な顔立ち、優しげな表情やちょっとした仕草までもが心に残ってしまう。 聞けば聞くほど高林の落ちこんでいた理由は案外情けなくて、ずいぶんとヘタレ風味なのだけど、高林の持つ大人なのにかわいい、自分が癒やしてあげたいと思わせる脆さみたいなもの、自分だけに見せてくれる弱さみたいなものは、何とも母性愛、庇護欲をかき立てられるな~と思う。 何やら優しげで儚げな美人さんが精神的に傷付いて弱りきっているのってなんかすんごい萌ゆるな(←これって攻に対する形容じゃないなとは思うけども) 年の差といえば、精神的にも経済的にも圧倒的優位に立つ大人が、まだまだ未熟な年下を翻弄して甘やかし倒す!!てのが醍醐味だと常日頃思っていたのだけど、こういうのも悪くないわぁ(*'A`*)と思った次第です。 秋光が17才でまだ子供だけれど、年相応の屈託のなさ、素直さ、率直だけどずかずかと相手の領域に踏みこまないだけのデリカシーをちゃんと持ち合わせているところはすごく好感が持てた。かわいいだけじゃなく、高林をやさしく包みこむような包容力を見せつけて将来のポテンシャルの高さも感じさせる。 こう書いていると攻守逆転気味な話に聞こえてしまうけど、ジェントルな大人攻が見せる盛大な甘やかしもきちんと堪能できます。 『金曜日は俺が君を甘やかす!!』(宣言)とか、な、なにそれぇぇ♥て部屋の隅まで床ローリングすっかと思った、マジで。
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ノンケ同志が紆余曲折を経てくっつくお話で、先が気になって一気に読みました!面白かったです。健気な主人公を応援したくなりました(*´∀`)欲を言えば、もう少し色気が欲しかったので☆四つ、もしくは4.5……ゴメンなさいっ;
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すごく好きな雰囲気のお話でした。ほのぼのっていうか特に何か起こるというわけではないけれど、出会うはずのない二人が偶然出会ってゆっくりとお互い惹かれていくってのがいいです。まぁなんともヘタレな攻なんですが、受しか見えてない感じですごく可愛いなぁって思いました。
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