商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2013/07/26 |
JAN | 9784094522594 |
- 書籍
- 文庫
かぎろひさやか
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かぎろひさやか
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商品レビュー
3.9
9件のお客様レビュー
奈良時代ということと、主人公が薬師の女儒というのが目新しい。樒(しきみ・悪しき実ということから名づけられた毒の実)をネズミ捕りに使うために集めてきた場面があったんで、予想通り、この実が盗まれて事件が起こる。主人公の真那は、知り合った貴族の八尋に助けてもらって、事件をなんとか解決す...
奈良時代ということと、主人公が薬師の女儒というのが目新しい。樒(しきみ・悪しき実ということから名づけられた毒の実)をネズミ捕りに使うために集めてきた場面があったんで、予想通り、この実が盗まれて事件が起こる。主人公の真那は、知り合った貴族の八尋に助けてもらって、事件をなんとか解決する。真那が抱えている家庭問題も八尋に聞いてもらって、一気に二人は親しくなる。めでたしめでたしーじゃなくて後何巻か続くらしい。面白い展開を期待しよう。
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- ネタバレ
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珍しく(?)、平安時代ではなく奈良時代が舞台の少女小説。この時代が好きなので期待して読んだ。うん、よかった! 薬師の真那は、怪我をした男性を助ける。実は彼は臣籍降下した元皇族で、次第に真那と親しくなる。そんな折、薬司でトラブルが起きて……。 恵美押勝など実在の人物と架空の人物が混ざった平城宮の物語。装束や道具などは実在のもの準拠なので骨組みがしっかりしている。しかし、真那が恵美押勝の娘に仕えているということは、この先……と想像してしまう。 こういう小説では恋愛が重要な要素だけど、意外にすんなり結構先まで進んでしまっているので、いいのか!?と思ってしまった(笑)
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