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「打たれ弱い部下」を活かす技術 あなたの職場にも必ずいる!
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「打たれ弱い部下」を活かす技術 あなたの職場にも必ずいる!

小倉広【著】

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「打たれ弱い部下」を活かす技術 あなたの職場にも必ずいる!

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2013/07/26
JAN 9784569810492

「打たれ弱い部下」を活かす技術

¥1,540

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2018/10/08

 過去にも何冊か読んだが、書かれている内容が実践的で好き。   著者の奥様のエピソードはさもありなんと笑ってしまった。  よく「いいところだけを見つめる。悪いところは目をつぶるべきだ」などという人がいますが、私はそうは思いません。それは簡単なことではないからです。  仮に悪いと...

 過去にも何冊か読んだが、書かれている内容が実践的で好き。   著者の奥様のエピソードはさもありなんと笑ってしまった。  よく「いいところだけを見つめる。悪いところは目をつぶるべきだ」などという人がいますが、私はそうは思いません。それは簡単なことではないからです。  仮に悪いところに目をつぶったところで、やはり私たちは我慢できなくなるものです。…  そうではなく、「いい面も悪い面もセットで相手を認める」のです。  そのためには、前提として「あらゆる人間は不完全である」ということを認めなくてはなりません。そして、一歩その見方を前に進めて「人間は不完全であるからこそ魅力的である」と考えるのです。  たとえば、「君は優秀だね」「よくがんばったね」といった褒め言葉は、考えてみれば、明らかに「上から目線」の発言です。  …  ここで唯一彼らに対して有効な褒め方というのは、「認める」ということです。  それは、新幹線の時間に間に合わないかもしれないというギリギリの状況でした。そんな私の焦りを知るはずもない妻が気軽に話しかけてきました。 「ちょっとあなた、聞いてよ!」 「どうしたの?」  内心、焦っているのですが、妻との会話を大事にしなくてはならない、と考えている私はムリに平静を装って振り返りました。すると妻は、何とも意外な言葉を私に投げかけてきたのです。 「ご近所の山田さん、分別ゴミの日なのに、そうじゃないゴミまで捨てていくのよ!ひどいでしょ!!」  こんなに忙しくしている私に話しかけてくるのですから、「よほどの緊急事態か?」と思いきや、妻はこんなに呑気なことを言い始めたのです。 「そんなことどうでもいいだろ。今そんなことを聞いてる暇はないんだよ!」と私は思いました。しかし、私はコミュニケーションの先生です。「どうでもいいだろ!」と答えるわけにもいかず、内心イライラしながらも、ぐっとのみ込み、こう言いました。 「そ、そうか。よし、わかった。じゃあ、今から僕が山田さんにちゃんと言ってくるよ」  ところが、妻から返ってきたのは予想外の一言でした。 「ちょっと、何いってんのよ!余計なことしないでよ!!」  山田さんならまだしも、なぜか私が激しく叱られてしまったのです。  ―余計なことって……、こっちはお前のために、しかもこのクソ忙しいときに、わざわざ問題を解決してあげようとしたんじゃないか!!私はこみあげる怒りをぐっとこらえて、こう続けました。 「わかった、わかった。直接言ったんじゃ角が立つな。じゃあ清掃局に電話をするよ」  するとまともや予想外の反応です。 「何言ってんの、バカじゃないの!!」  さらに妻は激怒してしまいました。  この共感は部下たちのプロセス行動=努力へ対しての共感であり、決して愚痴や不満の「中身」に対する共感ではありません。  打たれ弱い人間とは、「不完全な自分を認めることができない」人間のことである。  打たれ強い人間とは、決して完全無欠な人間などではない。  そうではなく「不完全な自分を認める勇気がある」人間である。  そして同時に、「不完全な他人を認める勇気がある」人間である。    only if(○○ができれば私はOK。あなたもOK)ではなく、 even if(たとえ○○ができなくても私はOK。あなたもOK)で生きること。  これこそが、真に強い人間である。

Posted by ブクログ

2013/09/20

上長から、半ば強制的に「読め」と言われて読みました。 上長の意図とはかなり異なる内容だったので、上長の意見は無視して、普通にビジネス書として読みました。 要するに、「自分の弱さを認め、部下の弱さを認めなさい」という内容です。 「打たれ弱い部下」に限った話ではなく、すべての...

上長から、半ば強制的に「読め」と言われて読みました。 上長の意図とはかなり異なる内容だったので、上長の意見は無視して、普通にビジネス書として読みました。 要するに、「自分の弱さを認め、部下の弱さを認めなさい」という内容です。 「打たれ弱い部下」に限った話ではなく、すべての部下を活かすために必要な姿勢を説いた本ですね。

Posted by ブクログ