商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/KADOKAWA |
発売年月日 | 2013/07/25 |
JAN | 9784041009123 |
- 書籍
- 文庫
怖い絵
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怖い絵
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商品レビュー
3.8
116件のお客様レビュー
描かれた小物の解説や時代背景が書かれているから、はーなるほど!と読めた 絨毯や壁紙すらも身分を現す小道具なのね 我が子を喰らうサトゥルヌスやイワン雷帝とその息子のインパクトが強い
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著者の美術の知識量はもちろん、素人にもわかりやすく説明できる語彙力と文章力が素晴らしい。一見しただけでは特に何とも思わないが、時代背景や画家の意図を説明されるとじわじわと恐怖が押し寄せ、落ち着かない気分になる。やはり写真ではなく本物を観賞した時の恐怖を体感したい。ドガの『エトワ...
著者の美術の知識量はもちろん、素人にもわかりやすく説明できる語彙力と文章力が素晴らしい。一見しただけでは特に何とも思わないが、時代背景や画家の意図を説明されるとじわじわと恐怖が押し寄せ、落ち着かない気分になる。やはり写真ではなく本物を観賞した時の恐怖を体感したい。ドガの『エトワール、または舞台の踊り子』なんて、本書を読むまで華やかで素敵な絵としか思っていなかったのに。説明がなくともゴヤやベーコンなどは一目見ただけで恐ろしさが伝わる。シリーズはもちろん、怖くないものも著者の解説を是非読みたい。
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図書館で何となく目に留まったので借りてきたら、結構有名な本だったようです。そういえば聞いたこともあるような気もする。 20枚の絵画を順々に解説していくよくある?構成の作品だが、とにかく作者の読ませる文章が素晴らしかった。 紹介されていた絵画の中で、最も気に入ったのはムンクの『思...
図書館で何となく目に留まったので借りてきたら、結構有名な本だったようです。そういえば聞いたこともあるような気もする。 20枚の絵画を順々に解説していくよくある?構成の作品だが、とにかく作者の読ませる文章が素晴らしかった。 紹介されていた絵画の中で、最も気に入ったのはムンクの『思春期』。ムンクの壮絶な人生を知る前後で作品から感じるものがまるで違う。こういったストーリーはいわゆる"エモいもの"を味わうことができる。 やはり美術品は前提知識や作者の人生を知って初めて楽しむことができるような気がする。私のような理屈っぽい人間には特にその傾向があると改めて感じた。今後はムンク推しでいこうと思う。
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