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妖恋 PHP文芸文庫
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妖恋 PHP文芸文庫

皆川博子【著】

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妖恋 PHP文芸文庫

691

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2013/07/18
JAN 9784569760452

妖恋

¥691

商品レビュー

3.6

12件のお客様レビュー

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2020/03/13

江戸を舞台にした妖しく切ない短編集。 現実と幻の境界が曖昧な感じで幻想的。 時代背景故にすれ違ったり成就しなかったり…物悲しい空気が漂う。

Posted by ブクログ

2019/06/25

再読でも、ここに描かれる甘やかで残酷な世界にうっとりします。 どこから狂っていたのだろう、でもきっと最初から狂っていたのだと思います。 「心中薄雪桜」と「夕紅葉」が好きですが、「妖恋」の一文「おまえ、どうして、そう、化け物と人をわけるのだろう。どっちもたいして変わりはありゃあしな...

再読でも、ここに描かれる甘やかで残酷な世界にうっとりします。 どこから狂っていたのだろう、でもきっと最初から狂っていたのだと思います。 「心中薄雪桜」と「夕紅葉」が好きですが、「妖恋」の一文「おまえ、どうして、そう、化け物と人をわけるのだろう。どっちもたいして変わりはありゃあしないのだよ」にははっとします。 「夕紅葉」の、紅葉ケ原はどこ、に、ここじゃないか、とこころの中から声がするのもぞっとしました。そうか、あの時囚われたのだ、と。 絶望的な世界なら、彼方側に行ってしまった方が楽なのか…狂気を抱えて生きるのか。。 カバーの折り返しにも載っている、近藤史恵さんの解説もとても好きです。

Posted by ブクログ

2017/06/07

美・情・狂 文章や人物の表に現れる美しさ その底や背後にある情念 そして怪談的幻想的ともいえるが 一線を踏み越えてしまった狂気の世界 それに甘く妖しく浸る。 現代から描くお江戸を舞台に大人の怪談とも。

Posted by ブクログ

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