商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループホールディングス |
発売年月日 | 2013/06/15 |
JAN | 9784046313195 |
- 書籍
- 児童書
兎の眼
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兎の眼
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商品レビュー
4.1
10件のお客様レビュー
昭和の時代の、小学校新任教員とある児童の交流について描かれた小説です。さまざまな児童がいて、一人一人にどのように接していくか、考えさせられる1冊だと思います。私自身が学生時代に出会った本です。教職を目指す方にはぜひ1度読んでもらいたいです。
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いるかさんの本棚で見かけて気になっていた一冊。心が温まりました。1974年刊行。教師経験を持つ灰谷健次郎作。日本児童文学者協会新人賞、第一回路傍の石文学賞受賞作品。もしかしたら子どもの頃に読んだことがあるかも。塵芥処理所のある町の小学校を舞台に新卒の女性教師が個性豊かな児童たちと...
いるかさんの本棚で見かけて気になっていた一冊。心が温まりました。1974年刊行。教師経験を持つ灰谷健次郎作。日本児童文学者協会新人賞、第一回路傍の石文学賞受賞作品。もしかしたら子どもの頃に読んだことがあるかも。塵芥処理所のある町の小学校を舞台に新卒の女性教師が個性豊かな児童たちと共に成長する姿が描かれています。22歳の小谷先生。自分がこの歳の時はこんなに立派じゃなかった汗 兎の眼とは、小谷先生の好きな西大寺の善財童子の眼。静かな光をたたえた優しいその眼を、人の眼ではなく兎の眼と見て、それを美しいと感じる小谷先生の心の美しさ。作中で出てくる小谷先生の恩師の言葉「人間が美しくあるために、抵抗の精神を忘れてはいけません」この場合の抵抗とは、周りに流されず正しいと思うことを貫く、ということなのでしょう。貴賤で人を差別せず、受持ちのクラスに進んで障害児を受け入れ、子どもたちにまっすぐ向き合う小谷先生の姿勢が、石のように押し黙って喋らない鉄三の心を開き、他の生徒やその親たちも変えていきます。YUMEさんが描く子どもたちの表情が生き生きしていてとてもよかったです
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とてもいい話でした。 先生は大変な事のほうが多いと思うけど、やりがいのある職業だと思います。 小学校教員を目指している娘に渡そうと思います。
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