商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2013/06/17 |
JAN | 9784758437455 |
- 書籍
- 文庫
残月
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残月
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商品レビュー
4.2
332件のお客様レビュー
高田郁さんの題名はすごく素敵で、品位を感じる。今回は「残月」、明け方まで残っている月で、その月は誰のことを指しているのだろう。誰の想いのことだろう。 古の文豪たちも「残月」を文脈で使っていたが、高田郁さんは題名で使っているのだ。 おりょうさんたち、芳に転機が訪れる。そして澪と種...
高田郁さんの題名はすごく素敵で、品位を感じる。今回は「残月」、明け方まで残っている月で、その月は誰のことを指しているのだろう。誰の想いのことだろう。 古の文豪たちも「残月」を文脈で使っていたが、高田郁さんは題名で使っているのだ。 おりょうさんたち、芳に転機が訪れる。そして澪と種市にも。采女宗馬がまた絡んでくる。 巻頭から前作の大火による又次が偲ばれる。野江はどうなったのか。佐兵衛の消息は?さてどうなることか? 別れもあれば、出会いもある。人と人の繋がり、やおら時は進んでいくものだ。 「残月」の捉え方は人それぞれだが,少なくとも又次に対しての想いは共通するのではないだろうか?見上げた空には月や星が煌めく、その情景と季節の料理とが、人の思いに絡まり、物語が構成されている。ひとつひとつの文章が美しさを醸し出し、心を打つ。野江に対する澪の残月がこれからの展開に灯を灯している。
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父親代わりの又さん、じいちゃん代わりの種市、ふきちゃんが、大きくなってきた。天満一兆庵の方も一区切り。澪と野江、吉。と物語もいよいよ佳境に入ってきた感じ。
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みをつくし料理帖第八段。 全巻の衝撃が大きかったのもあり今回は安心して読めました。 物語もいよいよ佳境を迎えてきたようで早くも寂しさを感じてしまいます。 又次の死を少しずつ乗り越えていく澪達。 いよいよ佐兵衛との再会が叶ったり、またまた登龍楼が絡んできたり、、、 そしてまさかの...
みをつくし料理帖第八段。 全巻の衝撃が大きかったのもあり今回は安心して読めました。 物語もいよいよ佳境を迎えてきたようで早くも寂しさを感じてしまいます。 又次の死を少しずつ乗り越えていく澪達。 いよいよ佐兵衛との再会が叶ったり、またまた登龍楼が絡んできたり、、、 そしてまさかの芳に春がやってくるとは! 今回も目白押しの内容でした。
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