商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2013/06/12 |
JAN | 9784063709285 |
- コミック
- 講談社
天上の虹(文庫版)(9)
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天上の虹(文庫版)(9)
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商品レビュー
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持統天皇に老いが迫り、いよいよ皇太子をきめることに。数多いる皇子のなかでも頼りなげな珂瑠皇子を推挙すべく暗躍する藤原史に三千代ら。弓削皇子と珂瑠の正妃紀皇女の密会は二人の運命を大きく狂わせる。忍壁皇子に任された史書の編纂に意見しつつ、独自の歌集を編むべく動き出す柿本人麻呂。そろそ...
持統天皇に老いが迫り、いよいよ皇太子をきめることに。数多いる皇子のなかでも頼りなげな珂瑠皇子を推挙すべく暗躍する藤原史に三千代ら。弓削皇子と珂瑠の正妃紀皇女の密会は二人の運命を大きく狂わせる。忍壁皇子に任された史書の編纂に意見しつつ、独自の歌集を編むべく動き出す柿本人麻呂。そろそろ収束に向かっていろいろなものの運命が気がかりな巻。 珂瑠皇子に譲位して、自らは太上天皇(上皇)という立場を新設して頼りない天皇を補佐しようという持統天皇の気持ちが、平成の退位・譲位に重ね合わせられるような気もしてしまう。
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第9巻では、弓削皇子と紀皇女の不倫が彼らの破滅を招き、心身ともに疲れ果てた持統天皇は、後継者争いを恐れて荷瑠皇子を天皇とする。しかし、その統治能力を不安に思い、自らは太政天皇となる。疲れた体に鞭打って国造りに邁進する讃良皇女に「ご苦労様」と同情を覚える。
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