商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 鹿砦社 |
発売年月日 | 2013/06/01 |
JAN | 9784846309497 |
- 書籍
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終わらないオウム
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終わらないオウム
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上祐史浩と、オウム真理教幹部村井秀夫を刺殺した徐裕行。 絶対に会うはずのない二人が出会い、事件の真相を語ります。 あの事件を、当事者が振り返る。 風化させてはいけない、オウム真理教事件。 あの時代に何があったのか。 読みごたえがあります。 私がああいう形で登場して、世の中にディ...
上祐史浩と、オウム真理教幹部村井秀夫を刺殺した徐裕行。 絶対に会うはずのない二人が出会い、事件の真相を語ります。 あの事件を、当事者が振り返る。 風化させてはいけない、オウム真理教事件。 あの時代に何があったのか。 読みごたえがあります。 私がああいう形で登場して、世の中にディベートという言葉が広まってしまったんですが、悪い意味で広まっちゃったなと思うのは、本来のディベートというのは議論の口達者を競う技術じゃなくて、議論の前に証拠をしっかり集めて分析し、それをぶつけあって真実を発見するプロセスのことなんです。ところが、事実確認や証拠集めがなくて、白を黒にし、黒を白にする弁論技術だと思われてしまったのは、私の罪だと思います。誤解されて、ディベートに対する誤解を広めてしまいました。今でもディベートはそんな受け止め方をされていますよね。 ー 165ページ
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本書の対談で強調されていたのは、オウム真理教と我々日本人は関係がないのではなく、もともと、日本社会にもオウムを生み出す土壌があったということ。
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強烈な本だった。オウム真理教事件は、他人事として、罰して片付ければよいというものではないのだと、強く感じさせられた。上祐氏の発言部分は、非常に論理的で鋭い指摘も多い。それは、これだけの頭脳を持ち論理的に考えられる人ですら、当時のオウムの幹部にあったということでもある。 p.74...
強烈な本だった。オウム真理教事件は、他人事として、罰して片付ければよいというものではないのだと、強く感じさせられた。上祐氏の発言部分は、非常に論理的で鋭い指摘も多い。それは、これだけの頭脳を持ち論理的に考えられる人ですら、当時のオウムの幹部にあったということでもある。 p.74 「自分が信じたものが正しければそれでいいんです。そうでないと自分が壊れちゃうから、非常に苦しむことになります」は、麻原信者についての説明だが、これは我々の多くに当てはまることではないか。
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