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中国皇帝伝 中公文庫
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中国皇帝伝 中公文庫

稲畑耕一郎【著】

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中国皇帝伝 中公文庫

838

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2013/05/23
JAN 9784122057883

中国皇帝伝

¥838

商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2018/09/15

少し骨のある本だが、面白い。 秦の始皇帝が「中華世界」のイメージを作り上げた。 皇帝という呼び名を創始したのもこの人だと知った。 筆者によれば、始皇帝の暴虐さは、空前絶後というほどではないという。 それなのになぜ今に至るまで嫌われるのか? そんな風に考えたことがなかったから、興...

少し骨のある本だが、面白い。 秦の始皇帝が「中華世界」のイメージを作り上げた。 皇帝という呼び名を創始したのもこの人だと知った。 筆者によれば、始皇帝の暴虐さは、空前絶後というほどではないという。 それなのになぜ今に至るまで嫌われるのか? そんな風に考えたことがなかったから、興味深かった。 玄宗への評価はなかなか厳しい。 武韋の禍を収め、開元の治を現出させたところまでは良かったが、そこから官僚たちによる政治を高度に発展させられず、独断的な政治をし、結局宦官と外戚に付け込まれた、というように。 乾隆帝も、帝国の綻びに、ぎりぎり立ち会わず、逃げ切れた皇帝だという指摘も、なかなかだ。 文化事業として称揚されることの多い四庫全書編纂は、一面では不都合な書物を秘蔵することであり、いわば「焚書」することと同じだ、と筆者はいう。 びっくりした見解。 元号が初めて作られたのが漢の武帝の時代であるとか、本名で呼ばれる皇帝は溥儀くらいであるといった指摘も面白い。

Posted by ブクログ

2013/08/29

中国の歴史ってやっぱりすごいなぁ。この本に紹介された13人の皇帝はそれぞれ興味深かった。中国史、もう少し勉強しよう。

Posted by ブクログ

2013/06/16

代々の中国皇帝の中から何人かを抽出しているのだが、その王朝の創始者とは限らない。秦の始皇帝から始まり、最後にラストエンペラー愛真覚羅溥儀で終わる。確かに中国は、良きにつけ、悪しきにつけ、天に一つの施政者を求める人民である。それは現代でも変わらない。 共通点は、少なくとも中国の統一...

代々の中国皇帝の中から何人かを抽出しているのだが、その王朝の創始者とは限らない。秦の始皇帝から始まり、最後にラストエンペラー愛真覚羅溥儀で終わる。確かに中国は、良きにつけ、悪しきにつけ、天に一つの施政者を求める人民である。それは現代でも変わらない。 共通点は、少なくとも中国の統一されていた時代の皇帝だということだ。

Posted by ブクログ

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