商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2013/05/24 |
JAN | 9784163821009 |
- 書籍
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たまさか人形堂それから
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たまさか人形堂それから
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商品レビュー
3.8
30件のお客様レビュー
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もともとこの話の前にオリジナルがあったと知らず読んでしまい、わかりにくいところもあったけど、人形に対する真摯な気持ちの描写に、すごいなと思った。オリジナルを知らないため、若い男性職人が最初から最後まで好きになれず、残念。
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玉坂人形堂シリーズ第二弾。 修復依頼で来た油性ペンで唇を赤く塗られたリカちゃん人形。 創作人形作家の展示会で壊された独創的な人形。 同業者の束前が言う実在したリカちゃんの正体。 バンドマンの祖母が大切にしている髪が伸びるという市松人形。 祖母の幼くして亡くなった姉の遺髪で作られた市松人形に込められた職人の思い。 冨永くんの創作ぬいぐるみのたこの八つぁんを贔屓にしてくれる八郎さんと澪の関係。 スランプに落ちいる富永くんが海外から戻ってきたという小田巻姫が本物か、職人の志村さんが作ったものか、悪徳な人相手に見極めに行ったこと。 とうとう人形堂に来なくなった富永くんに悩み 自分も木目込み人形作りに迷走する澪。 洋服屋さんの古いマネキンの修復依頼と、ピロシキと束前にも助けられ 路上で八つぁんを売る富永くんとその後。 たまさか人形堂に置かれている人形たち目線の あれやこれ。 油性ペンで顔にペイントされたリカちゃん、という帯を見て もしや消せるのではと思って期待したんだけど それはそんなに話の中では重要でもなかったー。 お人形に想いを込める人たち、人それぞれ。
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無事店を取り戻したたまさか人形堂シリーズの続編。相変わらずの重いような軽いような人間関係の中で、遂に師村さんの念願が叶ったり、澪と束前の微妙な関係がやきもきしたり、冨永君がスランプに陥ったり。 こういう関係、なんというのか、とても心地よいんだなぁと思う。しかし、澪と束前はいい感じ...
無事店を取り戻したたまさか人形堂シリーズの続編。相変わらずの重いような軽いような人間関係の中で、遂に師村さんの念願が叶ったり、澪と束前の微妙な関係がやきもきしたり、冨永君がスランプに陥ったり。 こういう関係、なんというのか、とても心地よいんだなぁと思う。しかし、澪と束前はいい感じのように見えるときもあるのだが、澪は師村さんが好きなのか?と思うこともある。愛情って恋愛だけではないにしても。澪は一度なかに入れると、力一杯守りたくなるタイプなのだろう。経営で見ればわからないが、理想の上司かも。
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