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ベッドの下のNADA 文春文庫
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ベッドの下のNADA 文春文庫

井上荒野【著】

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ベッドの下のNADA 文春文庫

607

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2013/05/10
JAN 9784167737047

ベッドの下のNADA

¥607

商品レビュー

3

7件のお客様レビュー

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2017/10/04

井上荒野さんの「ベッドの下のNADA」、2013.5(文庫)発行です。ビルの地下にあるNADA(ナーダ)という喫茶店の岩崎夫妻(夫39歳、妻・翠35歳)を中心に常連客とのやりとり、夫妻の子供の頃の思い出とそのつながりを辿りながら展開していくストーリーです。夫妻がそれぞれ不倫してる...

井上荒野さんの「ベッドの下のNADA」、2013.5(文庫)発行です。ビルの地下にあるNADA(ナーダ)という喫茶店の岩崎夫妻(夫39歳、妻・翠35歳)を中心に常連客とのやりとり、夫妻の子供の頃の思い出とそのつながりを辿りながら展開していくストーリーです。夫妻がそれぞれ不倫してる感がありますが、夫の方が悪質ですw。夫が「ちょっと本屋に行ってくる」は不倫スイッチ・オンです。バレバレですが。連作6話。この二人、結局は仲がいいのかもしれません。不思議な読後感でした。なおNADAに意味はないようです。夫の名は?!

Posted by ブクログ

2014/09/09

【結婚五年目。夫は不倫をし、妻は恋をする】郊外の古いビルに住まい、その地下で「NADA」という喫茶店を営む夫婦の物語。結婚五年目を迎えた夫と妻がそれぞれがのに宿す秘密をの心模様を描く傑作。

Posted by ブクログ

2013/08/16

古いビルにの最上階に住みながら、その地下で喫茶店を営む夫と妻。 夫と妻、交互に語られるお話は、常連客に仲睦まじく振る舞う姿とは裏腹に、それぞれが秘密を胸に、お互いの胸の内を探り合いながらの日常を映す。 『僕らは三本脚の椅子のようなもので、四本目の脚としてミノルが必要だという気分』...

古いビルにの最上階に住みながら、その地下で喫茶店を営む夫と妻。 夫と妻、交互に語られるお話は、常連客に仲睦まじく振る舞う姿とは裏腹に、それぞれが秘密を胸に、お互いの胸の内を探り合いながらの日常を映す。 『僕らは三本脚の椅子のようなもので、四本目の脚としてミノルが必要だという気分』という、結婚五年目というのに、この不安定で倦んだ関係…。 井上荒野って、こういう男女の機微を描かすと巧いよねぇ。 ただ、巧いとは思うけど、世の中の夫婦って、こんなに駆け引きしながら暮らしているのか?って、凄く現実感は薄い。 確かに心に疚しいところがあれば、これもありかもしれないけど、こんなやり取りしてたら、夫婦って続かないぞぉという気がするな。 この後に読むうちの嫁さんはどう反応するかな?共感したりすると、ちょっとかなわないなぁ…。

Posted by ブクログ

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