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さらばガラパゴス政治 決められる日本に作り直す
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2013/04/24 |
JAN | 9784532168650 |
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さらばガラパゴス政治
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さらばガラパゴス政治
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商品レビュー
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日本の国会至上主義(ないし内閣のリーダーシップの不健全)や政局の問題点。これらを国際比較分析を通して指摘した書。 首相が国会に縛られる仕組み。さらにその国会では正確なスケジュールが組まれていない。故に、野党はスキャンダルなどに食いつき時間を浪費させる作戦をとるようになる。(予算会議の場でこういった議論がされてしまうのも問題。) 首相が国会に縛られるのはもちろん、そもそも国会の権力が強く何もできない。さらに閣議はあらかじめ全会一致で決める場なので問題に対し、議論されることはない。つまり実質、意思決定ができない。 政党政治の方でも派閥政治が解消された結果、政党の統合力がなくなっていった。 これらの現象は国際的にも稀であり、筆者はこのような現象をガラパゴス化と呼ぶ。この現状を打開するために議院内閣制を有効に機能させ、政治主導を実現する必要がある。そのために議事日程の決め方や会期末になると法案が廃止される仕組み、衆議院優越の不十分さ。主にこれら国会法の改正に取りかかる必要があると主張。 国会を「討議し決定する仕組み」を明確にさせ、政府の主導権を確立するような土俵づくりがされない限り、政治の迷走はさけられない。
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タイトルから少し軽めの本かと思いましたが、いやいやなかなか示唆に富んだ本でした。 著者がフランス政治に詳しいこともあり、ヨーロッパの各国の議会と日本との議会の比較はとてもわかりやすい。日本の国会のあり方がほかと全然違うことを指してガラパゴスと称するのは最もである。 海外の国会...
タイトルから少し軽めの本かと思いましたが、いやいやなかなか示唆に富んだ本でした。 著者がフランス政治に詳しいこともあり、ヨーロッパの各国の議会と日本との議会の比較はとてもわかりやすい。日本の国会のあり方がほかと全然違うことを指してガラパゴスと称するのは最もである。 海外の国会にあって、日本の国会にないもの ・法律の条文をひとつひとつ審議する ・首相や大統領は党首討論等大きな方針を決める議論には参加するが、国会にフル参加しない ・法案の審議は丁寧にやるが、採決までの進め方のルールが決められており、会期末に廃案に追い込むという戦略が使えない 他にもいろんなことが指摘されているので、なんで日本の国会はこうなっちゃたんだっけ?と疑問をお持ちの方は一読することをおすすめします。 他国の状況に合わせるべきとは思いませんが、常識として違いを知っておくことはよさそうです。政治の見方が変わりました。
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常々。なんで「公共事業ばっかりに投資するねん!!」とか思ってたのですが。この本はそれを明快に説明してくれました。「土建国家」というのがやっぱり実情なのでしょう。・・・時代遅れな国家体制ともいえるかな。とも思います。 これを読むと憲法96条うんぬんかんぬんというよりも。まず、強力な...
常々。なんで「公共事業ばっかりに投資するねん!!」とか思ってたのですが。この本はそれを明快に説明してくれました。「土建国家」というのがやっぱり実情なのでしょう。・・・時代遅れな国家体制ともいえるかな。とも思います。 これを読むと憲法96条うんぬんかんぬんというよりも。まず、強力な指導者が作れるような体制整えなさいよ。とか、予算の審議する間に、なんでいちいち、失言したとかわけのわからん大臣の審議とかはさむの?というような日本の情けないし政治状況がとてもよくわかります。 安倍さんがでてきてようやく長期政権になりそうですが、日本の政治体制として、外国に首長の名前くらい覚えてもらえるような政治体制つくったら?と切に思う本でした。
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