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掏摸 河出文庫
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掏摸 河出文庫

中村文則(著者)

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掏摸 河出文庫

605

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2013/04/08
JAN 9784309412108

掏摸

¥605

商品レビュー

3.5

452件のお客様レビュー

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2026/07/08

作中に出てくるスリの描写が妙にリアルで生々しかった。 案外こういったものが実写向きなのかもとも思った。 東京を仕事場にする天才スリ師。 ある日、彼は最悪の男と再会する。男の名は木崎。 かつて仕事を共にした闇社会に生きる男。 木崎は彼にこう言った。 「これから三つの仕事をこなせ。...

作中に出てくるスリの描写が妙にリアルで生々しかった。 案外こういったものが実写向きなのかもとも思った。 東京を仕事場にする天才スリ師。 ある日、彼は最悪の男と再会する。男の名は木崎。 かつて仕事を共にした闇社会に生きる男。 木崎は彼にこう言った。 「これから三つの仕事をこなせ。失敗すればお前を殺す。 逃げればあの女と子供を殺す」と。 運命とは何か、他人の人生を支配するとはどういうことなのか、 そして、社会から外れた人々の切なる祈りとは。 なかなか、後味はよろしくない内容。 重いともまた違う、どこかノワール気味なそんな雰囲気の作品か。 ラストまで緊張感は続くのだが、 明確な答えのようなものは提示されないので そこはモヤっとしたまま結末を迎える。 そういった意味では人を選ぶ作品と言えるかもしれない。

Posted by ブクログ

2026/06/28

中村文則氏の本は読みながら頭の中に映像が、ノワール小説ならではの空気感とともに、まるで映画でも見るように再生される。 ハードボイルドと言えばいいのか、かっこいい、の一言に尽きる。

Posted by ブクログ

2026/06/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スリ師で悪党だけども人間として1番大切な部分は欠けていなくて、運命を握られていたとしても紛れもないこの物語での主人公だった。彼を全肯定する訳では無いし、してはいけないこととして捉えてはいるけど、彼の人間味、芯を貫いたその姿がものすごく好きだった。読み終えて俯瞰して考えて初めて犯罪者と気づく程感情移入していた。自分のような奴が行き着く先を知りたいと言っていたけど、そんなのは戯言で、生に執着していたのも良かった。ただ純粋に掏摸が好きなだけだったんだ。

Posted by ブクログ

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