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列島融解 講談社文庫
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列島融解 講談社文庫

濱嘉之【著】

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列島融解 講談社文庫

743

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2013/03/15
JAN 9784062774888

列島融解

¥743

商品レビュー

3.4

16件のお客様レビュー

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2018/06/17

東日本電力社員を経て衆議院議員となった小川正人は、未曾有の大震災後、日本が直面するエネルギー問題に真っ向から取り組んでいた。原発の行方と、代替エネルギーの可能性は。停滞した経済は復調し、安全は守られるのか。

Posted by ブクログ

2017/02/28

日本に住んでいながら政治に関してはほとんど知らないに等しい。 たまにニュースをさらりと眺め、選挙のときには消去法で投票する人を決めていく。 こんな私のような人間にも選挙権はある。 硬い!! とにかく硬い作品だ。 読みやすい作品でもないし、小難しい出来事が聞き慣れない単語といっしょ...

日本に住んでいながら政治に関してはほとんど知らないに等しい。 たまにニュースをさらりと眺め、選挙のときには消去法で投票する人を決めていく。 こんな私のような人間にも選挙権はある。 硬い!! とにかく硬い作品だ。 読みやすい作品でもないし、小難しい出来事が聞き慣れない単語といっしょに押し寄せ、途中で溺れそうになった。 でも、その硬さが魅力だ。知らない世界を垣間見れる、ちょっとした好奇心も満たしてくれる。 何よりも、「考える」きっかけをくれる。 政治は遠い世界の話かもしれない。 けれど、政治家が舵をきるその先には、まぎれもなく私たちの日常がある。 そんなあたり前のことを思い出させてくれた。 国会議員が公設秘書を3人持つことができるのは知っていた。 第一秘書、第二秘書、政策担当秘書、この3人には国が給与を支払ってくれる。 しかし、政策担当秘書に資格がいるとは思わなかった。 資格取得にはふた通りの方法がある。 ・長年第一秘書・第二秘書を経験した者が研修を受けて取得 ・国家試験に合格し取得 国家試験を経て政策担当秘書になった者は、全体の3割程度だという。 自分たちの税金が給料として使われているのに、こういう基本的なことさえ知らなかった。 というよりも、関心がなかった。 震災後、日本のエネルギー問題は揺れ続けている。 原発が停止したからといって、安全なわけではないということも最近知った。 技術の流出ということに対しても、メディアが騒がないかぎり一般の関心は低いような気がする。 「知る」「考える」「選択する」 この作品がきっかけになればいいと思う。 関心のない人ほど手に取ってほしい。 字面も響きもめちゃくちゃ硬いタイトルだが、そこを乗り越えて読んでみてほしい。 きっと何かを「考える」糸口になってくれるだろう。

Posted by ブクログ

2015/06/28

政治的にエネルギー問題、原発問題が非常に難しいテーマで、本当は皆受け売りの意見しか持たず自分の頭で考えているか分からないと不安になった。それと、大事を成す、信頼を得るためには、専門馬鹿にならず、教養が大切ということを考えさせられた。これは小説ではあるが、そういうものかもしれない。

Posted by ブクログ

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