ケンカ国家論

落合信彦【著】

• 販売会社／発売会社: 小学館
• 発売年月日: 2013/03/08
• JAN: 9784093897457

商品レビュー

2016/06/10

「ケンカ」のできない日本人…利害の一致する国で連携するより単独で行動すべきと。
「情報」は最高の武器…情報戦を勝つには法治国家といえども超法規で対応しろと。
戦えるリーダーの条件…報復を繰り返すだけで平和にはならないけどモサドがなければもっと酷い事になっていると。
日本人よ、打って出ろ！…評価はこの章。ここまでは否定的に読んだけどこの章は全く異論はない。守りに入った日本で必死に自身を守っても無駄。国が斜陽なんだから一緒に傾くだけのこと。格差問題で重要なのは機会の平等を提供することで、結果の平等なんていったらそれこそ共産国家になる。こんな悪平等な発想では国も個人も、ひいては人類の未来も暗い。
私の「ケンカ史」…苦労されたことを隠したり飾ったりしないところが潔い。苦労こそ人を創ると身をもって証明している。