商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2013/02/27 |
JAN | 9784309021652 |
- 書籍
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菅原道真
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菅原道真
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
道真の一生が分かる本。適時にルビがふってあるので戻って探さなくてもいいのでロスは少ないが人物が多いので時間をかけて読む。優雅な平安時代と勘違いしていたが派閥による格差がひどくて昔の人は心身共に身を削って職務にあたっていたのかと思う。
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"なりひらくん"の「なりひらの恋」とは打って変わって、シリアスモードの天神様半生記。冒頭の辺りで15歳の道真と10歳の宣来子の幼い夫婦、微笑まし過ぎて『応天の門』がオーバーラップする。 清和の異母兄で道真とタメの源能有がいい味を出していた。もう少し長生き、せめて宇多の譲位後に醍醐の内覧を時平とやってくれていれば、道真も楽だっただろうにな。 良房と道真、基経と道真がサシで飲むシーンが要所要所にあって、時代の節目を効果的に浮かび上がらせる演出がニクい。 結局のところ、道真って藤原北家の兄妹/姉妹争いに巻き込まれただけの感がある。名門貴族は下級官僚の人生なんか鼻にも引っ掛けないでやりたい放題って訳よ。熟女の高子に寄られ、胸の内で業平にすがってるしw。 橘広相がイケメンで淑子がすり寄ったとか、胤子が基経の養女格で定省と結婚してたとかは、少しやり過ぎの感もあり。紀長谷雄が癒し系で救われたね。
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応天門事件における基経と道真の役割を作者が アレンジする事で物語に緊張感を増した 後世の我々の視点ではなく同じ時間から見つめ ると、平城帝の子孫たちが藤原の世に不協和音 をかき鳴らす様が想像できた 彼等の物悲しい末路と巻き込まれた道真のアリ ジゴクに落ちていく様に苦しみを覚える 良房・基経が政敵に太政大臣へ祀りあげられて 無力化していく様が既視感があって面白い 天皇の親子関係にうまく理由をつけて相克する 関係に持ち込むのはサスガ
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