商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2013/02/28 |
JAN | 9784091886170 |
- コミック
- 小学館
放課後のカリスマ(9)
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放課後のカリスマ(9)
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商品レビュー
3.2
7件のお客様レビュー
うーん…神谷先生はクローンの中でもオリジナルと共に存在した唯一のクローンって事で、特別に異質だった訳で、父子を目の当たりにした事で、自分がそれにとって代われるのではないかと(自分だったらもっと子供を理解してやれるのにとか)考えたのかな。 もしくは自分にも親(自分のルーツ)が欲しく...
うーん…神谷先生はクローンの中でもオリジナルと共に存在した唯一のクローンって事で、特別に異質だった訳で、父子を目の当たりにした事で、自分がそれにとって代われるのではないかと(自分だったらもっと子供を理解してやれるのにとか)考えたのかな。 もしくは自分にも親(自分のルーツ)が欲しくなった?最後ちょっとXそっけなかったもんなぁ。 いや、次の世代(自分の代わり・スペア)の存在が出てきた事がきっかけで、自分の存在意義が定義できなくなって、Xも歪んだ性格をしていたようだし、自分と同じ存在・遺伝子・クローンである史郎を普通の人間として育て直す事で、生まれながらに異質(人の価値は同じ)ではなく、生き方によって人の価値は変わるのではないかと考えた、とか? だってXは人の命いじって(クローン開発して)たし、神谷先生は殺しちゃったし、カイも荒れてテロってたし、その遺伝子自体が罪なのではないかと思ってしまうんでないだろうか。 生き方によって人の価値が変わるという仮説が正しくて、もし史郎がいい子に育ってくれれば、クローンの運命が生まれながらに決まっていない証明になれるのではないだろうかと。 だから、神谷先生にとって、史郎は救いで希望になりうる存在になるのかなぁ、と。 そうしたら、オリジナルの人生に沿うような生き方をしなくて良いって、呪縛からの解放にもなるなぁ。 さすが主人公。 史郎の影響力が増してきたww
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クロスウェル、黒江、神矢と偉人クローンたちの学園の過去。 クローンというすでに成功した過去の人が持つ問題から、個人の意識や経験、自分しか得られない経験などを読者は自分のなかに落とし込んで読める。 複製はオリジナルを超えるのか。 優れた遺伝子とは。 人の価値は皆同じなのか。 複...
クロスウェル、黒江、神矢と偉人クローンたちの学園の過去。 クローンというすでに成功した過去の人が持つ問題から、個人の意識や経験、自分しか得られない経験などを読者は自分のなかに落とし込んで読める。 複製はオリジナルを超えるのか。 優れた遺伝子とは。 人の価値は皆同じなのか。 複製の問題を前の授業で扱った。 出版の文脈であったから、肯定的だったがこれは否定と疑問を投げかける。 本と人では複製で出来上がるものは違うが、それを同じように見てしまう目に非を投げつけているのだな。と思った。 人は感情を持つ。経験を経てじぶんで自分の目的を探そうとする。 この学園ではそれはできない。 自分の夢は過去の自分の功績によってしか語れない。 クロスウェルのしょたの感じはスエカネクミコさんのしゅみだよな・・・
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- ネタバレ
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これもしばらく積読になってました。 久しぶりに読むと、今回は女性陣がほとんど出てこなくて、顔が似ている者ばかりのセントクレオの過去話が主な感じです。 黒江が「X」のホントの子で、神矢は「X」のクローン。結婚して子どもができたら、確かに遺伝子的には1/2なんだけど、「X」のあの言い方ってなんか腹が立つなぁ。「とんびが鷹を生む」って言葉もあるし、遺伝子が全部じゃないのにって、この話を読むといつも思ってしまいます。 偉人のクローンは素質はあるのかもしれないけど、結局は育った環境だと思うんだけどなぁ。同じ双子でも育った環境が違うと顔つきが違ってくるみたいに・・・。 なんか読後感があまりよくないので、次巻も買うんだけどたぶんしばらく積読になりそうな1冊です。
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