1,800円以上の注文で送料無料
英語はもっと科学的に学習しよう
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍
  • 1217-04-05

英語はもっと科学的に学習しよう

白井恭弘(著者)

追加する に追加する

英語はもっと科学的に学習しよう

1,540

獲得ポイント14P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中経出版
発売年月日 2013/02/01
JAN 9784806146308

英語はもっと科学的に学習しよう

¥1,540

商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

レビューを投稿

2019/04/17

同じ著者の「外国語学習の科学」を読んだ後に読んでみた。「外国語学習の科学」が第二言語習得論の分野を俯瞰できる内容であるのに対して、著者のパーソナルヒストリーを交えながら「大量のインプット理解と少量のアウトプット」「内容に興味の持てる教材を続ける」を原則にした学習法を紹介している。...

同じ著者の「外国語学習の科学」を読んだ後に読んでみた。「外国語学習の科学」が第二言語習得論の分野を俯瞰できる内容であるのに対して、著者のパーソナルヒストリーを交えながら「大量のインプット理解と少量のアウトプット」「内容に興味の持てる教材を続ける」を原則にした学習法を紹介している。自分のこれまでの学習経験とあっているのでとても読みやすい。

Posted by ブクログ

2017/01/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

SLA(Second Language Acquisition:第二言語獲得研究家)の第一人者である著者の本。 この業界では有名な人らしい。 いわゆる体験記ものとは違い、語学学習を科学者の立場からみて、効率的な語学学習のアプローチを享受するもの。 構成は前半が筆者の体験記、後半は世間一般でいわれている語学学習の疑問に関してQandA形式で答えるというもの。 研究者が書いたものの割には筆者の体験談が半分ぐらいをしめるので非常に読みやすい、ただし「英語は科学的に勉強しよう」というタイトルの割にはやや体系性が弱い気がする。そのかわり読みやすい。 一般向けの本なので仕方ないのかも・・・ 以下肝心の英語学習のポイントに関して端的にいうと以下の通り(自分が関心のあったもの)  大事なのは「大量の意味のわかるインプット(リーディング&リスニング)+少量のアウトプット」  自分の興味のある分野のインプットは興味も向くので特におすすめ  文法は補完的に使う+例文暗記がおススメ  アウトプットは日記などがおススメ  リスニングでは発音パターンを勉強しておくとよい 英語学習に関しては真面目に書かれたもの、学習歴、指導歴が長い人のものをよむと代替にかってよっている。 ある程度王道といわれているものはこれなようでこれを軸に学習を進めたほうがよさげ。

Posted by ブクログ

2015/08/30

  「『第二言語習得論(SLA)』という学問分野の知見を、一般の英語学習者向けに還元するという目的で書かれ」(p.5)たもので、同著者による岩波新書『外国語学習の科学』が理論を紹介したものであるのに対し、著者が「具体的にどのような道筋で英語ができるようになったか」(p.26)を語...

  「『第二言語習得論(SLA)』という学問分野の知見を、一般の英語学習者向けに還元するという目的で書かれ」(p.5)たもので、同著者による岩波新書『外国語学習の科学』が理論を紹介したものであるのに対し、著者が「具体的にどのような道筋で英語ができるようになったか」(p.26)を語った、「ある意味、SLAのケーススタディ(事例研究)のような性格」(同)を持った本。「音読や例文暗記は効果があるのか」や、「物まねが得意な人は英語も得意か」、「日本人は英語が苦手で特に発音は下手なのか」といった一般的によく提起される問題を30近く集めて、一応の回答を与えた章もある。  英語本の主要ジャンルの一つになっている「私はこうやって英語を身につけました」という学習法紹介の本があるが、学習者の個人差を無視しているため、「個人の経験は個人の経験以上のものではないということ」(p.30)には、ほんと共感する。語学だけでなく教育一般に言える話だが、「私はこうだった、私はこうやってできた、だからあなたも…」ということがどれくらいその聞き手の役に立つアドバイスなのか、ということはよく考えないといけない。同時に、「出来る人に出来ない人の気持ちは分からない」ということがよく言われるように、やっぱり自分の経験をいかに客観的に見て、ビリーフ(こうすべきだ、といった信念)から解放されることが難しいか、ということもよく分かる。それだけに、著者が個人の学習歴を語りつつも、その1つ1つをSLA理論で裏付けしようとする感じが、ユニークだった。  それにしても、高校の英語の授業で、先生に「がん」呼ばわりされた、という著者のエピソードが面白く、当時はスイッチが入ってなかっただけ、「スイッチが入るまでは力が出ない」(p.106)という部分が印象深い。言語習得上の動機づけの重要さという観点でも印象的だが、それよりも著者にそんなことを言った先生は、まさか著者が将来アメリカの大学で教授になるなんて思いもしなかっただろうな、という風に思った。今おれは教師をやっていて「こいつ全然ダメだな」と内心思う奴もいるけど、そういう奴が想像もしないようなすごいことをするんだろうな、と思わずにはいられない。あとは文法を身につけるのにはアウトプットが必要、ということも分かる。ただ、「身につける」というのが、どういうことなのか、整理しないといけないと思う。つまり、入試問題に答えることができる、ということではなく、スピーキングやライティングで「使える」というのが「身につく」ということだと捉えて、そのために必要に迫られたアウトプットが必要、ということが確認できた。だから英語教師としては、そのアウトプットをさせるための「タスク」を考えないとね、という流れを、英語教師は作ることになる。あとは「多読だけではなかなかつかない語彙力」(p.140)というのも、納得だ。多読しても、同じ単語が何度も出て来ない限り、あるいは記憶がうっすらあるうちに別の本でまた同じ単語が出て来ない限りは覚えないものだと思う。著者のretrieveの機会を作るように「ポーズを入れながら音声として吹き込んで、それを繰り返し聞く」というのは結構、良い方法だと思った。「まだ音読の効用についてはっきりとは実験で示されていない」(p.148)という部分が意外で、たとえば『英語音読指導ハンドブック』(鈴木寿一、門田修平)なんかは、多少なりとも音読、シャドーイングが効果があることを示す実験結果が載っていたように思うが、あれはSLAの研究としては認められないものなのか、とかちょっとモヤモヤする。英語教育界では最近、音読指導は要のようになってきていて、少なからずおれも音読をやらすので、この辺の検証が待たれる。最後に、「英語はどうしてこんなに例外が多いの?」という質問に対して、「言語はルールで割り切れると思っているのが大きな間違い」(p.199)であり、さらに「ルールと例外だけという考え方も間違っている」(同)というところが、まったくその通りだと思った。「ルールと例外の間に、さまざまな中間的なものがあります。」(同)という、連続体、スペクトラムを設定することができる、その曖昧さへの耐性がある、ということが大事、ということが確認できる。言語はルールで割り切れる、という考え方が「言語の本質についての誤解」(p.200)というか言語学習の不幸の始まり、とも言えるような気がする。(15/08/30)

Posted by ブクログ