商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2013/01/29 |
JAN | 9784101033129 |
- 書籍
- 文庫
写楽 閉じた国の幻(上)
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写楽 閉じた国の幻(上)
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商品レビュー
3.6
57件のお客様レビュー
東洲斎写楽の正体を巡るアートミステリーで現代と江戸が交互に描かれているのが特徴。 写楽の正体については確定したという認識でいたので新たな説が出た事に対しては興奮した。設定上主人公が北斎研究家のため浮世絵に詳しいという説得力は分かるが冒頭からの回転扉死亡事件そこから更に加速する妻と...
東洲斎写楽の正体を巡るアートミステリーで現代と江戸が交互に描かれているのが特徴。 写楽の正体については確定したという認識でいたので新たな説が出た事に対しては興奮した。設定上主人公が北斎研究家のため浮世絵に詳しいという説得力は分かるが冒頭からの回転扉死亡事件そこから更に加速する妻との不和という展開は果たして必要だったのか。名探偵神津恭介がジンギスカン=源義経の謎に挑んだみたいに名探偵御手洗潔が挑むという方が設定の無理があるとしてもスッキリ読めたと思う。
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- ネタバレ
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2013/5 初読時のメモより 作者が提示した、写楽の謎:写楽が誰にせよ(既に知られた人物の変名にせよ)何故出自などが全く伝わって無いのか、接触していた筈の周りの人々が写楽について何故なにも語っていないのか。写楽はオランダ人だったという仮説は、これを合理的に説明していると思う。役者絵は、ブロマイドと芝居の宣伝を兼ねるものなのに、写楽は本来対象にならないような端役も描いていたという事も本作で初めて知った。
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島田荘司さん初読みだったけど、意外と読みやすいんだな。 美術史ミステリーという情報のみで読み始めたら、序盤でアリ・アスター作品かよという鬱展開があって驚いたけど、引き込まれた。 ただ、本格ミステリを読むのが久しぶりで、途中頭がこんがらがった…。 でも丁度そのタイミングでこれまで...
島田荘司さん初読みだったけど、意外と読みやすいんだな。 美術史ミステリーという情報のみで読み始めたら、序盤でアリ・アスター作品かよという鬱展開があって驚いたけど、引き込まれた。 ただ、本格ミステリを読むのが久しぶりで、途中頭がこんがらがった…。 でも丁度そのタイミングでこれまでのまとめの章が入ってありがたかった。 写楽とは何だったのか、謎が解けたらすごい。
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