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女子刑務所 知られざる世界
1,540円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2013/01/25 |
JAN | 9784120044540 |
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女子刑務所
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商品レビュー
3.2
11件のお客様レビュー
何がきっかけで罪を犯してしまうか分からないなと感じた。育児ノイローゼで自分の子に手をかけてしまった受刑者の話は興味深く、新たな道を歩んでいて欲しいと感じた。
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もし犯罪を犯したらこんな生活が待っているんだぞ、と、自分への戒めとして読もうと思った。塀の中の生活を想像できれば、悪いことなんてする気にならなくなると思ってのことだ。 しかし、良くも悪くも期待は裏切られた。すなわち、想像していたよりもかなり理想的な生活がこの本には書かれていたのだ...
もし犯罪を犯したらこんな生活が待っているんだぞ、と、自分への戒めとして読もうと思った。塀の中の生活を想像できれば、悪いことなんてする気にならなくなると思ってのことだ。 しかし、良くも悪くも期待は裏切られた。すなわち、想像していたよりもかなり理想的な生活がこの本には書かれていたのだ。 朝6時半に起き、栄養バランスの整った朝食を食べて与えられた仕事を黙々とこなす。昼食を食べ、仕事に戻るか更生教育を受ける。仕事を終え、読書や勉強をし、夕飯を食し、21時に眠る。 衣食住が保証され、月に二、三千円の手当まで貰える。不要な会話は禁止だが、仕事上のコミュニケーションなどは取ることができる。意欲があれば班長などの役割を担うことも出来、やりがいにもつながる。 人間一人を刑務所で生活させるのに必要な額は300万弱だという。人件費なども含まれているだろうが、それでも年収250万以上程度の生活が確約されていると解釈することができるだろう。苦難の多い現代の社会において、多少の不自由と引き換えに年収250万円以上の生活を求める女性は決して少なくないのではないかと考えてしまう。それが、前科や孤立を伴うものだとしても。塀の中の文化的で最低限度の生活と教育には、それくらいの魅力が存在する。 女性の服役理由の上位3つは窃盗、覚醒剤、殺人である。それぞれ背景はあれど、そうした生活をせざるを得ない人々にとって刑務所は福祉に等しいのではないか。窃盗をするほどの貧困、社会に居場所を失った累犯者、自活できない後期高齢者、自分の意志でやめられない覚醒剤依存者、子殺しなどで自責の念に押しつぶされ希死念慮から抜け出せない殺人者、そうした人達にとっては、刑務所は更生施設ではなくセーフティネットとしての役割を果たしている。
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薄っぺらい知識しかなかったが、刑務所の実態と犯罪を犯した人たちのその後の構成について触れることができた。 ひとみの瞳と言うコラムの所では、新たな政策提言など、熟知している方だからこそ言える指摘を数多く確認できた。
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