商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2013/01/19 |
JAN | 9784062881890 |
- 書籍
- 新書
世界史の中のパレスチナ問題
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世界史の中のパレスチナ問題
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商品レビュー
3.7
19件のお客様レビュー
安易に古代の物語と現代を接続せず、複雑で解決の難しい現状が如何にして生まれてしまったかを丁寧に説明した良書。 アラブの人々はなぜ諸悪の根源みたいなイギリスではなくアメリカを敵視するのか不思議だったが、イギリスは全方位に対して酷いのでユダヤ人からも恨まれている、と書かれていて、なる...
安易に古代の物語と現代を接続せず、複雑で解決の難しい現状が如何にして生まれてしまったかを丁寧に説明した良書。 アラブの人々はなぜ諸悪の根源みたいなイギリスではなくアメリカを敵視するのか不思議だったが、イギリスは全方位に対して酷いのでユダヤ人からも恨まれている、と書かれていて、なるほど…?となった。
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現在のハマスとイスラエルの衝突について理解を深めたいと思い読んでみた。どうしても宗教問題として見てしまいがちだったが、根本は領土問題であること、そのきっかけはオスマン帝国の滅亡や植民地支配を望むイギリスの三枚舌外交であることに加え、もともとユダヤ教徒はヨーロッパにおいてキリスト教...
現在のハマスとイスラエルの衝突について理解を深めたいと思い読んでみた。どうしても宗教問題として見てしまいがちだったが、根本は領土問題であること、そのきっかけはオスマン帝国の滅亡や植民地支配を望むイギリスの三枚舌外交であることに加え、もともとユダヤ教徒はヨーロッパにおいてキリスト教徒からも排斥や差別を受け、自国からユダヤ教徒を追い出したい人たちがシオニズム運動を支持することや、アメリカが911以降始めた戦争により広めたイスラモフォビアもこの問題の泥沼化の要因の一つであることなど、結局大国やヨーロッパの国々にも大きな責任がある問題であるということが理解できた。
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2013年発行の新書。イスラエルとパレスチナが抱える長年にわたる拗れた関係性を、ユダヤ/イスラム/キリストという3つの一神教の成立、十字軍、近代以降の西欧諸国の中東地域の植民地支配、第二次大戦以降のシオニズム運動の勃興、イスラエル建国、3次にわたる中東戦争、湾岸戦争、21世紀初頭...
2013年発行の新書。イスラエルとパレスチナが抱える長年にわたる拗れた関係性を、ユダヤ/イスラム/キリストという3つの一神教の成立、十字軍、近代以降の西欧諸国の中東地域の植民地支配、第二次大戦以降のシオニズム運動の勃興、イスラエル建国、3次にわたる中東戦争、湾岸戦争、21世紀初頭のアラブ革命までを俯瞰。 あまりにも細かく複雑なので一読しただけだと関係性が理解できない。Kindleハイライトしまくって、何度か読み返して理解していく感じ。 2013年の本なので、アフガニスタンにおけるタリバンの政権掌握、シリア内戦の激化、トランプ政権時のアメリカの対イスラエル外交政策の変化、といった最近の事象はもちろん書かれていない。
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