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かのこちゃんとマドレーヌ夫人 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | 外国語が話せる猫のマドレーヌ夫人と、小学1年生のかのこちゃんが繰り広げる「鴨川ホルモー」の著者がお届けするちょっと不思議な心温まるほのぼのファンタジーです。 |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2013/01/25 |
JAN | 9784041006870 |
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かのこちゃんとマドレーヌ夫人
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かのこちゃんとマドレーヌ夫人
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商品レビュー
4.2
378件のお客様レビュー
かのこちゃんは小学一年生。お父さん、お母さん、老犬の玄三郎とその妻(!)で猫のマドレーヌ夫人と一緒に住んでいます。かのこちゃんが『ただものではない』と認めるすずちゃんとは、不思議な出会い方をします。親友になります。マドレーヌ夫人はふとした事で出会った玄三郎の妻になり、夫を助けます...
かのこちゃんは小学一年生。お父さん、お母さん、老犬の玄三郎とその妻(!)で猫のマドレーヌ夫人と一緒に住んでいます。かのこちゃんが『ただものではない』と認めるすずちゃんとは、不思議な出会い方をします。親友になります。マドレーヌ夫人はふとした事で出会った玄三郎の妻になり、夫を助けます… かのこちゃんの穏やかな成長、温かく見守ってくれるお父さんとお母さん、猫たちの密かなコミュニティの不思議な世界、老犬とマドレーヌ夫人の絆…。読んでいて心が温かくなります。基本になっているのは"小さな女の子の成長と家族の物語"ですが、それだけで終わらない深みがあります。それは『別れと死』という、生きていく上で避けては通れない事象を、正面からきちんと描いているからだと思います。ただの"可愛い"だけで終わらせない所に、著者の作家としての技量の高さを感じました。
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小学1年生のかのこちゃんが成長していくのが、ユニークに描かれており、忘れていたことを思い出させてくれる。決して茶柱ならぬうんち柱を思い出したわけではない。 なぜ、かのこという名前になったか、指吸いからの卒業、漢字や言葉への興味から始まる。突然出てきた「刎頚の友」ということばの回...
小学1年生のかのこちゃんが成長していくのが、ユニークに描かれており、忘れていたことを思い出させてくれる。決して茶柱ならぬうんち柱を思い出したわけではない。 なぜ、かのこという名前になったか、指吸いからの卒業、漢字や言葉への興味から始まる。突然出てきた「刎頚の友」ということばの回収もちゃっかりある。 一方、マドレーヌ夫人は猫である。外国語を話す。この外国語はどんな言葉かも描いている。これが万城目学さんらしい。 さまざまな別れも描かれている。マドレーヌ夫人の不思議な出来事とは別に、温かさを感じる。そしてかのこちゃんが、また一歩成長した。ほんのりと温かさを残して、この物語は終わる。
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※このレビューにはネタバレを含みます
鹿男あおによしの作家さんだと思って読んでみました。薄い本だし、全体的にほんわかしている話で一気に読めますが、かのこちゃんの2つのお別れのところでは涙が、、 すっかりこの独特の世界観にどっぷりつかっていたようです。 お父さんは鹿男の人?
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