商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2013/01/18 |
JAN | 9784086194068 |
- コミック
- 集英社
魔人探偵脳噛ネウロ(文庫版)(1)
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魔人探偵脳噛ネウロ(文庫版)(1)
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商品レビュー
4.3
15件のお客様レビュー
ネウロと弥子のコンビが最高。犯人達もみんなぶっ飛んでて、素晴らしい。探偵ものの概念をいい意味で突き破ってくるマンガ。風刺の効いた笑いもめちゃ好き。松井先生最高です。
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第5話「食【あじ】」に登場するシェフは「捨ててしまっては私の料理がもったいない」と言う。フードロスを否定する点はまともである。食べるって事に対して失礼」は違法ドラッグ入りの料理に対する適切な形容である。違法ドラッグは料理を駄目にするし、人間も駄目にする。 第6話「食【えじき】」...
第5話「食【あじ】」に登場するシェフは「捨ててしまっては私の料理がもったいない」と言う。フードロスを否定する点はまともである。食べるって事に対して失礼」は違法ドラッグ入りの料理に対する適切な形容である。違法ドラッグは料理を駄目にするし、人間も駄目にする。 第6話「食【えじき】」でネウロは「食べる事に余計な物(ブランド)を求めるから余計な物がついてくるのだ」「食物の価値は美味いか不味いか多いか少ないかそれだけでいいのだ」と言う。値段と味は比例せず、飽食を否定する価値観は健全である。 飽食は環境破壊、健康問題、社会的不平等、倫理的問題など多くの悪影響を引き起こす。過剰な食べ物の消費は、肥満や糖尿病などの健康問題を引き起こす。食品ロスや廃棄物の増加につながる。資源の浪費や過剰消費、環境破壊を引き起こす。 飽食は、個人の幸福や社会の繁栄にとって有害である。代わりに、持続可能で健康的な生活を追求することが重要である。適切な栄養バランスを保ち、質素で持続可能な消費を促進することで、地球環境、社会、そして自分自身の健康を守ることができる。
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- ネタバレ
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個性的な悪人が一杯でてきて良いんだぜ(大意)、と友人から勧められた。 ミステリーものかつ頭脳明晰な変人とのバディもの、常識的な方が語り部という点だけ切り出すと、いっそ王道であるとすら思えるけど、盛り込まれた様々な設定から、読んでいるときにはあんまりその構造を意識することはなかった。これは多分良い点。 正直、事前に聞いていた通り、トリックはあまり緻密だとは思えないし、それを看破する楽しみは求められないように思う。犯人も少ないキャラクターの中から絞られていくから、犯人当てとしてもやりがいはなく、トリックにしても犯人にしても、ミステリーという体裁上の辻褄合わせ程度の要素になっている気がする。 だから多分、楽しむべきは、「どうやって」でも「誰が」でもなく、「なぜ」やったかという動機の部分なんだろう。今のところ全部殺人事件だから、人を殺すに至る相応の理由を描く必要がある。 一巻時点では満足できるものは少なかったけれど、これも事前に聞いていたのと同じく、最後の歌手にまつわる事件のワイダニットだけは面白かった。 個人的に、フィクションで殺人を描くにしても、そこになんらかの正統性や強い必要性を、殺人者側が抱いていた方が好きだ。根っからそういう存在だというなら、そういう風に捻じ曲がった理由を知りたい。簡単にぷつんと殺せてしまう人間の殺人より、苦悩の末に手段として選択せざるをえなかった殺人の方が良い。 結局、余程上手く描かないと、倫理観のない人間はチープになってしまうとも思っていることも、倫理に背く人間を描く際に、正統性や必要性に迫られてそうした方がいいと思う理由の一つ。 その点、当該エピソードは、虫を殺すように殺した訳ではなく、自分のやるべきことには大事な人がいては邪魔だから、大事であるからこそ殺さざるを得ない心情だったり、そういう存在を押し殺してでもやりたいことがあったり、動機が練り込まれていて良かった。 また、ただ利用されるだけではなく、バディものなら、互いにない部分を補い合える特性があった方が面白くなるよな、と思っていたら、その可能性が示された点も含めて、歌手にまつわる事件は好みだった。
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