商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2013/01/10 |
JAN | 9784800205513 |
- 書籍
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いつまでもショパン
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いつまでもショパン
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3.6
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中山七里 「いつまでもショパン」 今回の舞台は、ポーランド 首都ワルシャワで5年に1度行われる、 "ショパンコンクール"の会場で殺人事件が発生する。 遺体は、手の指10本が全て切り取られる奇怪なものだった。 コンクール出場の為、会場に居合わせることになったピア...
中山七里 「いつまでもショパン」 今回の舞台は、ポーランド 首都ワルシャワで5年に1度行われる、 "ショパンコンクール"の会場で殺人事件が発生する。 遺体は、手の指10本が全て切り取られる奇怪なものだった。 コンクール出場の為、会場に居合わせることになったピアニスト"岬洋介"は、今回も探偵役として、鋭い洞察力と観察眼で事件を検証していく。 さらに、世界的テロリスト・通称"ピアニスト"がワルシャワに潜伏しているとの情報もあり、会場周辺で起こるテロにより、コンクール自体の継続も危ぶまれる事態に・・・ この物語は、開催国ポーランドの音楽一家 ステファンス家で、ピアノの英才教育を受け、コンクール優勝の悲願を持つ"ヤン・ステファンス"の視点で語られる。 本シリーズの特長である、作中に出てくるショパン作曲の音楽の描写がとても素晴らしく、ミステリーん読んでいる事を忘れてしまう・・・というかミステリーだったんだ!という読後感を抱いてしまう仕上がりでした。 この作品には、日本が世界に誇る盲目のピアニスト"辻井伸行"氏をモデルにした"榊場隆平"なる登場人物、ちょっとだけしか出てきませんが、前作「おやすみラフマニノフ」でお馴染みの木戸晶や下諏訪美鈴さらに「さよならドビュッシー」のあの子も物語に彩りを持たせてくれました。 コンクールの行方は? テロリストは見つかるのか? ヤン・ステファンスの心境の変化、 更に"岬洋介"自身に襲いかかる悲劇、遠く離れた戦場も巻き込んでの感動のラストを楽しみに読み進められる事をおすすめします。
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シリーズの順番間違えて3を読んでしまった。 ショパンコンクールでのピアノの弾き方?技術?についてすごく描写していて、私には難しかった。 (ショパンの曲もほとんど知らない) ただ、主人公のヤンが他出場者の演奏を聞くことで、 自分の演奏と向き合い、悩み、成長していくとこは良かった。
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ひとりの音楽家の大きな脱皮を見た気がする。 親や権威に縛られた少年が、自分を取り戻す。その美しくも残酷な過程。 実をいうと犯人はすぐにわかったのですが、コンクールの描写がすごく面白くてするすると読み進めることができました。
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