商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
発売年月日 | 2012/12/22 |
JAN | 9784642057608 |
- 書籍
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古代豪族と武士の誕生
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古代豪族と武士の誕生
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商品レビュー
3.6
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倭の五王の頃、朝鮮各地域(任那その他)に対して、吉備、越、葛城がそれぞれ交易。 倭王権に出仕しながら地方では各豪族に従う。 近江毛野、筑紫君磐井。 屯倉は大王の下の大臣、大連のもとで地方の臣、連が管理。
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郡司を知る教科書。 大学の「日本史特講Ⅱb」の参考書として購入。律令制下の郡司についてよくまとまっている。郡司のルーツとして国造制や部民制またそれ以前の体制、地域首長から、裔として鎌倉時代につながる武士まで、時空間も広い。こんな書を探していた。 制度を教科書的にまとめる一方で、...
郡司を知る教科書。 大学の「日本史特講Ⅱb」の参考書として購入。律令制下の郡司についてよくまとまっている。郡司のルーツとして国造制や部民制またそれ以前の体制、地域首長から、裔として鎌倉時代につながる武士まで、時空間も広い。こんな書を探していた。 制度を教科書的にまとめる一方で、個別具体例を随所に引き合いに出しており、仕組みと実態がわかりやすく非常に良い。郡司の家族構成など史料が豊富に紹介されている。また本筋とは直接的でなくとも知る手掛かりとして、古墳の埴輪の配列など興味深い関連資料も多数ある。伏線が張られては交錯しながら意表をついて回収する構成の妙がある。 健児に言及が無いのが残念である。律令制以前の時代の章が比較すると内容が薄い気もするか。 目次 ○プロローグ 1.他田神護の願い ○倭王権の成長と地方豪族 2.前方後円墳体制と下海上地域 3.倭の五王とその時代 4.中央集権体制への胎動 5.推古朝の達成と限界 ○律令制地方支配のなかで 6.乙巳の変と評制の施行 7.郡司とは 8.郡支配を支えたもの 9.受領と郡司 ○郡司氏族の行方 10.天慶の乱と武者の出現 11.国衙支配の確立 12.西国国衙の展開 ○エピローグ 13.神護の後裔
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古代の史料ってこんなにあるのかと驚く。そして膨大な資料を繋ぎ合わせると、系譜や事象さらには心情までがありありと浮かび上がってきて関心しっぱなしでしたね。 出典や論拠が丁寧に冷静に示されていて良いのですが、まったく古代史に触れていない人が読むと細かすぎて一向にページが進まないのでは...
古代の史料ってこんなにあるのかと驚く。そして膨大な資料を繋ぎ合わせると、系譜や事象さらには心情までがありありと浮かび上がってきて関心しっぱなしでしたね。 出典や論拠が丁寧に冷静に示されていて良いのですが、まったく古代史に触れていない人が読むと細かすぎて一向にページが進まないのではという危惧もある。
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