![月とゲットー 科学技術と公共政策](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001694/0016944057LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 慶應義塾大学出版会 |
発売年月日 | 2012/12/21 |
JAN | 9784766420012 |
- 書籍
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月とゲットー
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月とゲットー
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
◯とにかく難しい本であった。まず翻訳がまずい。英文をそのまま訳したような文章であるため、一回読んでも頭に入ってこない。言い回し自体も難しい。何かを前提としているような記載が多いため、気が付かなければ疑問が積み重なる。 ◯しかしこの困難さを乗り越えて読んだ結論としては、大変勉強に...
◯とにかく難しい本であった。まず翻訳がまずい。英文をそのまま訳したような文章であるため、一回読んでも頭に入ってこない。言い回し自体も難しい。何かを前提としているような記載が多いため、気が付かなければ疑問が積み重なる。 ◯しかしこの困難さを乗り越えて読んだ結論としては、大変勉強になったということ。 ◯政策を考える上で、確かに様々なアプローチがあり、基本的には、経済学的な需要・供給のスタイルを、暗黙に当てはめているが、それでも世にはクソ施策が多い。(某経済官庁などに多い。)その点、この本では、時代や世間の目まぐるしい変化に対応した組織論として展開するのだが、結論として、特効薬を示していない。 ◯この辺はもやもやする読者も多いと思うのだが、この本では、状況も政策も全て「分析」することが大事であると締めくくっている。さながらカントのように、謙虚な姿勢であると思う。 ◯社会科学にも期待を寄せている感じがあるが、これはスタンスが近いだけであり、著者が重きを置くのは、分野を問わず、「分析」せよということだ。 ◯この複雑で難しい社会の問題に対する解決策はないが、謙虚な姿勢で状況を分析し、政策を考える、という基本的な立ち位置を確認できる大変良書であった。
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なぜ月にいける技術がありながら、ゲットーがなくならないのか。30年前のアメリカの本の翻訳版。 最後のセーフティーネットの目を荒くし、国策と言って私企業の運営する事業に巨額を投じる。投じるコストと得られる利益の見極めをしなければいけないし、物によってはガチャっとひっくり返したほうが...
なぜ月にいける技術がありながら、ゲットーがなくならないのか。30年前のアメリカの本の翻訳版。 最後のセーフティーネットの目を荒くし、国策と言って私企業の運営する事業に巨額を投じる。投じるコストと得られる利益の見極めをしなければいけないし、物によってはガチャっとひっくり返したほうがいいし、そうでないものもある。この30年で、それは進んだのか、後退したのか。分析が必要だ。読むと(現実と、その問題解決が簡単でないことに気がついて)イヤになる本。
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論理の力は手段と目的の関係を明らかにし、さらに明確な代替案を見出すことを可能にする、背後にある科学的な理解の強さにも依存する。 行動科学、社会科学は自然科学ほどに強力ではない。 問題について歴史的な展望を持つことが組織分析を文脈の中でとらえることに役立つ。
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