商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2012/12/14 |
JAN | 9784163818801 |
- 書籍
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夜の隅のアトリエ
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夜の隅のアトリエ
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商品レビュー
2.9
12件のお客様レビュー
裏寂しい雪国の様子が胸にささる。名前を変えてまで、寂しい町を選んで渡り歩くのは何故なのか。できるだけ自分で考えないでよい仕事を選ぶ。その方が楽だからだろう。しかし、そこから抜け出さずに老いていく主人公に、希望が全く見いだせない。 その暗さが寂れた雪国の町の描写とマッチしていた。
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美容師を辞め、住んでいた部屋からも引っ越して 真理子という名前すらも変えて 北へ北へとやってきた先での生活。 新たな名前を得て、理容室の2階で生活するようになり たまたま紹介してもらった近所のホテルの受付と、自分で見つけたヌードモデルの仕事。 ホテルの主人に頼まれて、病気の奥さんの目を盗んでヌードモデルのアルバイトをしていること。 雪に閉ざされた貧しい町で、人の情を自ら断ち切って生活していく姿。 かつて住んでいた街で、恋人が自殺してしまったことに責任を感じ 何もかもを捨てて移り住んだ先で 好意的に接してくれたホテルの主人すらも、亡くなってしまった。 何者でもなく淡々と流れるままに土地や仕事を変えて生きていく様。 桜木紫乃さんみたいな雰囲気。
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次から次へと住む場所を移して行動力はあるんだろうけど、何に対してもすごく無気力な感じのする主人公を好きになれない。それに他人を傷つける可能性のある嘘を平気でつく人は不快だ。
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