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はれのち、ブーケ 実業之日本社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 実業之日本社 |
発売年月日 | 2012/12/05 |
JAN | 9784408551043 |
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はれのち、ブーケ
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はれのち、ブーケ
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商品レビュー
3.6
17件のお客様レビュー
すべての話の読後感がいい。全体的に、想像していたよりずっと良かった。 理香子の性格がめちゃくちゃイイ。きっと旅館は繁盛する。 鈴子の悩みにはちょっと共感できなかった。人の悩みなんて所詮そんなもんだよね。 裕人は、その慎重さや優しさがいいところなんだけどねえ…。笑 まあ、それを理香...
すべての話の読後感がいい。全体的に、想像していたよりずっと良かった。 理香子の性格がめちゃくちゃイイ。きっと旅館は繁盛する。 鈴子の悩みにはちょっと共感できなかった。人の悩みなんて所詮そんなもんだよね。 裕人は、その慎重さや優しさがいいところなんだけどねえ…。笑 まあ、それを理香子もわかっているし、そこが好きだから一緒にいるんだろうけど。いい嫁をもらったと思う。 登場人物の中で、一番影の薄い奈緒。あまり好きになれなかったし、共感もできなかった。 亮は、私の脳内では見取り図の盛山で再生される。読後感が最高にイイ。 章太郎の話は強く印象に残った。教授の言葉に泣いてしまった。 最後のゆかりの話。独身でフルタイムの仕事をしている人からすると、子供がいる専業主婦は"優雅なマダム"に見える気持ちはよくわかる。でも逆の立場からすると、自分で稼いだお金や時間を自由に使えることへの羨ましさを抱えていると知ると、どっちもどっちというか、無い物ねだり、それこそ「隣の芝生は青い」ことを強く実感する。それぞれに良さがあって、それぞれに大変なこともあるという大事なことを思い出させてくれる話だった。
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30代になった大学時代の研究室の仲間がそれぞれどのような状況にいるのかその胸の内が語られる。 自分の30代の頃を思い出しもしたが、時間が経ちすぎてあまり感情移入できなかった。
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最初は「それ程のめり込まないかな」と思いながら読んでいました。でも、読み進めるうちに、それぞれの人物が抱く想いに惹き込まれていきました。 ふんわりと優しい読後感。 ただ、文庫の解説の一言に違和感がありました。 「章太郎の将来を変えてしまった」 子どもを授かり、環境や将来設計に変更が生じるのは当然のこと。犯罪行為がない限り、男女どちらかが「変えてしまう」ことはないと思います。 もう少し、小説に添った優しい言葉ならすんなり胸に届いたのになぁ…と思いました。
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