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ほんとうにいいの?デジタル教科書 岩波ブックレット859
638円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2012/12/08 |
JAN | 9784002708591 |
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ほんとうにいいの?デジタル教科書
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ほんとうにいいの?デジタル教科書
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商品レビュー
3.9
19件のお客様レビュー
私にしてみれば珍しい岩波である。 会社の同僚に「読んでみますか?」と薦められた本。 ブログで仕事の事は書かないようにしているが、実は教育関係の仕事をしており、とあるデジタル教科書も手伝ったりしているのだ。 もう3年前、当時の総務大臣であった原口氏が、原口ビジョンの中で、2015...
私にしてみれば珍しい岩波である。 会社の同僚に「読んでみますか?」と薦められた本。 ブログで仕事の事は書かないようにしているが、実は教育関係の仕事をしており、とあるデジタル教科書も手伝ったりしているのだ。 もう3年前、当時の総務大臣であった原口氏が、原口ビジョンの中で、2015年までにデジタル教科書を全ての小中学校全生徒に配備するなどとブチあげたものだから、一気に「デジタル教科書」に注目が集まった。 この本は、というか新井紀子氏はどちらかというと懐疑的なスタンスで、この本をまとめている。 デジタル教科書って一口に言っても、子供たちが使う「児童生徒用」と、教師が使う「指導者用」が有ります。 「指導者用」は、すでに全ての教室に配備されたデジタルテレビや、プロジェクター、電子黒板などを利用し、教科書を大写しにして使うもの。 現在の一斉授業形態の中でも比較的すんなり利用できるものですが、「児童生徒用」となると個人持ちハードウェアやネットワークの事もあり、そう簡単にはいきませんし、そもそも現在の教科書がデジタルになる必要があるのかと、私自身も懐疑的ではあります。 原口ビジョンのような総務省が掲げる経済活性化のための材料として「教育」をそんな場に出して欲しくないですもんね。 でも、「デジタル教科書」と言えば一般的には、「児童生徒用」を指すようですが、この本も「児童生徒用」の事を中心に書かれています。 ま、興味がございましたらお勧めです。 60ページ程度の本なので二時間もあれば、読み終わっちゃいますし、すごく読みやすく書かれています。 さて、岩波書店。 私は、岩波系の本をほとんど読みませんが、実は先日、仕事の関係で岩波の論壇誌『世界』から取材がありました。 小中の情報教育についてページを設けるんだそうで。 どんな取材だろうと期待してたんですが、単に会社の沿革や雑談で終わってしまいました。 もっと本質に突っ込んでくるかと構えてたんだけど、ちょっと肩すかしを食らってしまったな。。。 個人的な意見ならいくらでも言えるけど、公の立場を思うと何にも言えなくなっちゃうんだけどね。
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※このレビューにはネタバレを含みます
デジタル教科書でできること、したほうが良いことを整理する必要がある。 目標は「便利」だけでなく「教育」のはずだから。 そのために、何がしたくて、そのために何が効果的かを考えなくてはならない。
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デジタル教科書の導入に対して、否定的な考えをしっかり書いてある本です。 (否定的な本であるという意味ではありません) 今後は慎重に、そして積極的に導入を進めたいと思います。
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