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子どもを見る眼 先生たちへの応援歌
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子どもを見る眼 先生たちへの応援歌

土田光子【著】

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子どもを見る眼 先生たちへの応援歌

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 解放出版社
発売年月日 2012/12/01
JAN 9784759221534

子どもを見る眼

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商品レビュー

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2021/03/30

めちゃくちゃ素敵な先生だなぁと思えた方で、土田先生の情熱や、先生という職の面白さがたっぷりと詰まった一冊です。 土田先生の実践というと語弊があるかも。 土田先生の後輩たち、若手たちも活躍していて、生徒と本気で向き合う気概を学ぶことができました。 わたしの学校もそうですが、ルール...

めちゃくちゃ素敵な先生だなぁと思えた方で、土田先生の情熱や、先生という職の面白さがたっぷりと詰まった一冊です。 土田先生の実践というと語弊があるかも。 土田先生の後輩たち、若手たちも活躍していて、生徒と本気で向き合う気概を学ぶことができました。 わたしの学校もそうですが、ルールなどを叱りつけて生徒に守らせることが多く、それで生徒たちが落ち着いてこちらのやり方にしたがってくれば万々歳といったことがまかり通っています。 そのことを全て否定するわけではなく、子供の安全を守るために、習慣づけのための強制力としての一つの方法として機能している面もあります。 だけど、忘れ物を怠けというだけで解決できない生徒もいる…。そういった生徒に叱るだけのやり方で言うことを聞かせるだけでは根本的解決にならないこともある…。 この本では生徒の問題行動に先生だけじゃなくて生徒にも掘り起こさせ、互いの理解の助けとしている姿が実にホットに描かれています。 クラスメイトをなんとか立て直そうと躍起になる生徒の姿は、本気が伝わってくる。 大阪という風土の色もあるのでしょうが、先生たちの仕掛けや生徒たちへの信頼があるからこそ、というのを感じました。 荒れていていわゆる「しんどい学校」を「やりがいがある学校」と表現されていたり、言葉の端々にエネルギーが感じられる。 先生の一人として読むと、数々の困難も一つのきっかけに捉えられます。 生徒のいろいろな課題に直面しているときに、勇気をいただける。

Posted by ブクログ

2013/11/28

土田先生の本は大学時代に何冊か読んでいて、「すごい人がいるなあ」と憧れていた先生の一人でした。 理想と現実のギャップやスケジュールに忙殺される毎日、そのなかで子どもとの関わりも薄くなっていく。。 働きはじめてぶつかった様々な壁に 自信も楽しさも見いだせなくなったとき、親に薦め...

土田先生の本は大学時代に何冊か読んでいて、「すごい人がいるなあ」と憧れていた先生の一人でした。 理想と現実のギャップやスケジュールに忙殺される毎日、そのなかで子どもとの関わりも薄くなっていく。。 働きはじめてぶつかった様々な壁に 自信も楽しさも見いだせなくなったとき、親に薦められて本書を読みました。 日々の疑問が解消されたり、「もっと子どもの根本を見なければ」と気持ちを引き締めたり、土田先生が関わってきた子どもたちの「つながり」の強さに感動したり。 とても励まされ、前向きになれる本でした。 「トラブルやぶつかり合いが起きたときに、子どもの何を見て、子どもに何を問いかけていくか」という、「問題」こそ「つながり」のチャンスだという考えを、私も実践していきたいです。 そしていつか自分も、「教師冥利に尽きる」という言葉を使ってみたいな。 自信をなくし、傷ついた若い先生たちに薦めたい本です。

Posted by ブクログ