商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2012/12/04 |
JAN | 9784167849016 |
- 書籍
- 文庫
小さいおうち
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
小さいおうち
¥715
在庫なし
商品レビュー
4
467件のお客様レビュー
戦時下の感覚
戦前、戦中、戦後と女中さんとして働いていた主人公の手記と、その後に続く物語。 当時の言葉遣いであったり感覚であったりが新鮮でした。 読みやすく、読んで損は無いかと思います。
鹿内美保
<再登録>昭和初期に「小さいおうち」に奉公していた少女の回顧録。 戦争の気配が色濃くなっていく時代を描いているのに、あくまで平井家周辺は昭和モダンの華やかさを保っています。それだけに美しい光景が失われていく過程は読んでいて悲しくなりました。 途中で挿入される現代パートでは孫の健史...
<再登録>昭和初期に「小さいおうち」に奉公していた少女の回顧録。 戦争の気配が色濃くなっていく時代を描いているのに、あくまで平井家周辺は昭和モダンの華やかさを保っています。それだけに美しい光景が失われていく過程は読んでいて悲しくなりました。 途中で挿入される現代パートでは孫の健史の現代っ子視点にイラっとしましたが、その健史が最終章ではまさかの大活躍。残された人達のすべてを明らかにはしない優しさがよかった。過去は美しいままにしておくのがいいこともあるのでしょう。
Posted by
戦前戦中の日常を描いたような作品で時代や表現方法は違えどノスタルジーを描くという点でなんとなく三丁目の夕日をイメージした。 女中とか奉公とか馴染みがないけれど殆ど違和感無く読めた
Posted by